河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

ゼミ生の結婚式2

2007-03-19 | 大学
結婚式に参加して最終の新幹線で帰ってきた。
心のこもったいい結婚式だった。
北海道に就職した卒業生にも久しぶりにあった。

今回の出席を電話で依頼されたのは昨年末で、父の容体が良くない時期だった。
新郎のA君とは気が置けない関係なので、つい、何かあったら出席できないかもしれないと言ってしまった。
そしたら驚いたことに結婚式自体もキャンセルになる可能性があると言い出す。
新婦が精神的に不安定で結婚式に耐えられないかもしれないというのである。

新婦の通っている教会で式を挙げ、ホテルに場所を移動して披露宴は無事始まった。
新郎の職場の院長が主賓で挨拶をし、先ほどの神父さんが新婦側の主賓で挨拶。
ウェディングケーキに入刀。
そして私がスピーチと乾杯の発声をさせていただいた。
A君のことではスピーチのネタに困ることはない。
それほど濃密に過ごした時期があったのだ。

おきまりのスライドショーやビデオの上映などもあり何事もなく式は進行した。

そして、最後に新婦がお礼の手紙を読み上げた。
その中で、自分が学生時代に心と体のバランスを壊したこと。
今回の結婚式も主治医から止められていたこと。
それでもA君に支えられて式に臨んだこと。
などなど。
私は不覚にも目頭が熱くなってしまった。

帰りの新幹線でも何だか幸せな気持ちだった。
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