通信制大学院スクーリングと第１回 川崎医科大学附属川崎病院整形外科セミナー

昨夜、川崎医科大学附属川崎病院整形外科セミナー略すとKKOSとなるそうだが、１年前に教授に就任した阿部信寛先生の発案で、第１回目のセミナー－が岡山ロイヤルホテルで行われた。

昨日から通信制大学院のスクーリングが始まり、４人の院生に研究指導を行った後、このセミナーに参加した。

足関節周辺骨折の治療をしてきて思うこと
ー天蓋骨折・脱臼骨折・踵骨骨折などについてー
社会医療法人近森会近森病院統括部長　衣笠清人

理学療法士の研究テーマは姿勢アライメントや動作解析、筋電図解析といった内容が多いのだが、衣笠先生の講演は熟練の整形外科医の名人芸的な骨形態の再現と言った内容で、どちらも興味深かった。

実際の臨床では優れた整形外科医による骨・靱帯再建と、優れた理学療法士による運動療法が必要なのだが、そのどちらの研究にも関われる私の立場はある意味恵まれているのかもしれない。