マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ジョン・カーター

2012-11-07 12:05:10 | 映画ーDVD

ージョン・カーターーJOHN CARTER

2012年 アメリカ

アンドリュー・スタントン監督 エドガー・ライス・バローズ原作 テイラー・キッチュ(ジョン・カーター)リン・コリンズ(デジャー・ソリス)サマンサ・モートン(ソラ)マーク・ストロング(マタイ・シャン)キアラン・ハインズ(タルドス・モリス)ドミニク・ウェスト(サブ・サン)ジェームズ・ピュアフォイ(カントス・カン)ダリル・サバラ(エドガー・ライス・バローズ)ポリー・ウォーカー(サルコジャ)ブライアン・クランストン(パウエル)トーマス・ヘイデン・チャーチ(タル・ハジュス)ウィレム・デフォー(タルス・タルカス)

 

【解説】

ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンの作品に構想のヒントをもたらしたエドガー・ライス・バローズの小説「火星」シリーズの最初の作品「火星のプリンセス」を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。『ウォーリー』の監督アンドリュー・スタントンが自身初となる実写映画にチャレンジし、地球から滅亡寸前の惑星バルスームに迷い込んだ主人公の戦いを描く。主人公ジョン・カーターを演じるのは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のテイラー・キッチュ。ほかに、リン・コリンズとウィレム・デフォーらが共演。最先端の映像技術で再現される、神秘的な宇宙と驚異の冒険から目が離せない。

 

【あらすじ】

1881年のニューヨーク、大富豪のジョン・カーター(テイラー・キッチュ)がこつ然と姿を消す。おいのエドガー・ライス・バローズに託された日記には、未知の惑星バルスームでのジョン・カーターの驚きの体験がつづられていた。それは、全宇宙を支配しようとするマタイ・シャンによって滅亡の危機に直面していたバルスームが舞台で……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品。

原作は、SFの原点で「アバター」や「スターウォーズ」に影響を与えたエドガー・ライス・バロウズの「火星のプリンセス」が原作。

初版は1917年。

バロウズはターザンシリーズの作者としても有名。

 

TVでもさかんにCM放送していましたが、なぜか食指が動かず、DVD鑑賞となりました。

興行的にも成功したとはいえない作品のようですね。

 

主演のテイラー・キッチュ、見たことあるなあ、と思っていたら、「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」に出演していたかっこいい人ですね。

ヒロインのリン・コリンズもそうでした。

 

原作がしっかりした世界観を持っているので、ここまで描き込まないといけなかったのでしょうが、ちょっと前半だらけましたね。

画面が暗いし、その世界に入っていけるかどうか、掴みが少し弱かったですね。

 

19世紀、エドガーはおじの大富豪のジョン・カーター(テイラー・キッチュ)から呼ばれて駆けつけると、カーターは死んでいた。

そして、謎だらけの遺言と日記が残されていて、エドガーは日記を読み始めると、信じられない内容が書かれてあった。

 

ジョン・カーターは、伝説の黄金の洞穴を探しているとき、クモの絵の書かれた洞窟を見つけ、そこで宇宙人を殺してメダルを手にしたとたん、気を失った。

次に気が付いたときには、見た事もない荒野の真ん中にいて、歩こうとすると体が軽過ぎて飛び上がってしまう。

なんとか歩行できるようになると、手が4本もある、緑色で怪物のような生き物が団体でやってきた。

 

ジョンはタル・タルカス(ウィレム・デフォー)というこの種族サークの皇帝に捕まり、国に連れて行かれ、ソラ(サマンサ・モートン)の世話になる。

 

ここはバルスーム(火星)、人間そっくりで肌の色が赤い「ヘリウム」と「ソダンガ」が勢力争いをしていて、法衣姿で何者にも姿を変えられ、超能力を持つサーン(そのリーダーはマタイ・シャン=マーク・ストロング)が、その戦争を操っていた。

 

ジョンが黄金の洞窟で殺したのもこのサーンの一味だったようだ。

 

優勢なソダンガが和解の条件を出してきた。

それは、ソダンガの王サブ・サン(ドミニク・ウェスト)とヘリウムの王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)の婚姻だった。

 

☆ネタバレ

結婚を嫌がったデジャーを助けたのがジョン。

デジャー、ジョン、ソラはサーンの元から逃げ出し、ジョンが地球に帰れるようにと古い遺跡へと旅に出る。

 

しかし、デジャーはジョンを味方につけようとヘリウムに案内していた。

一時はケンカするが、ようやく遺跡にたどり着き、デジャーはジョンのいう事を信じ、地球に返すことを約束する。

 

しかし、それはデジャーとサブ・サンとの結婚を意味していた。

覚悟を決めたデジャーを放っておけなくなったジョンだが、運命は二人を切り裂いた。

 

サークにいるあいだに、ウーラという犬みたいな生き物が、ジョンをしたってついてくるけど、この子がかわいい。

犬のいいところを全部持っているようなキャラ。

 

サークは、ウィレム・デフォーやサマンサ・モートンという個性が立った人が演じているわりには、CGにしてしまうと男か女かさえもわかりにくく、表情もわからなくなって残念でした。

 

ラストのどんでん返しはすごくよかったんだけど、いかんせん、火星のシーンが長くストーリーも平凡。

なのに人間関係が複雑で、わかりにく過ぎます。

戦士の敵味方もわからない。

あまた名作のある分野で、新しい物語を紡ぎ出すのがいかに難しいか、と思いました。

 

ディズニー、がんばれ!!

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見てないけど (ミーママ)
2012-11-08 14:11:49
バロウズの火星シリーズは、高校の頃読み漁りましたっけ。金星シリーズは読まなかったけど。
しかし、もうほとんど内容を覚えていないww

ダンナも、火星・金星両シリーズを読んだって言ってたっけ。
彼がターザンの作者だったって、大分あとで知りました。SF作家だと思ってたし~
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Unknown (はお)
2012-11-09 03:33:46
おー!火星シリーズ!中学生だった頃兄貴の本棚からくすねてきてよく読んでました。映画見てみたいです。
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ミーママへ (マダムよう)
2012-11-09 08:50:45
見てなかったのね?
ミーママ好みかも!

私はターザンシリーズを少年少女向けの本で、小6のときに全部読んだわ。
図書館に揃っていたのよ。

火星シリーズも、金星シリーズも知らなかったわー。
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はおさんへ (マダムよう)
2012-11-09 08:52:57
原作を知っている人はもっと楽しめるかもしれませんね。
タル・タルカスはいいキャラクターです。
本では、どんな生き物だと描かれていたのでしょうか?
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