ーしあわせの帰る場所ーFIREFLIES IN THE GARDEN
2008年 アメリカ 99分
デニス・リー監督 ライアン・レイノルズ ジュリア・ロバーツ ウィレム・デフォー エミリー・ワトソン キャリー=アン・モス ヘイデン・パネッティーア ヨアン・グリフィズ
【感想】
豪華キャストなのに、日本未公開、ビデオスルーされた作品。
確かに、全編暗いです。
作家として成功したのに、父親(ウィレム・デフォー)との確執を克服できないでいるマイケル(ライアン・レイノルズ)が、母(ジュリア・ロバーツ)のお祝いのために久しぶりに故郷に帰って来た。
ところが、お祝い会場である叔母ジェーン(エミリー・ワトソン)の家の前で、両親の乗った自家用車が事故を起こし、母が亡くなった。
お祝いの席がお葬式になってしまった。
運転していた父は自分を責め、急ブレーキのを踏むきっかけとなったジェーンの長男・クリストファーも自分の殻に閉じこもってしまう。
期せずして、叔母一家や父や妹と濃密な時間を過ごすことになったマイケル。
母の秘密を知り、父への思いも変化する。
離婚に向かっていた自分の妻(キャリー=アン・モス)との修復など、収穫の多い帰省となった。
書いてしまったら、こんな感じですが…。
最後の3行が、全編を通じて深く語られているのですが、でも、あまりピンと来なかったなあ。
子供時代の虐待お父さんはダメだし、それをかばうばかりで何もしないお母さんもどうかな?
やっぱり不倫して、離婚まで考えていた?
そりゃそうだろうなあ。
こんな男は嫌やね。
タイトルになっている庭のホタル(FIREFLIES IN THE GARDEN)ですが、日本と違ってラケットで叩き割っている?
失意の幼いいとこを元気づけるための魚釣り、と言っても、魚に爆竹入れて吹き飛ばしている?
ちょっと私とは感覚の合わないところがありました。