ートラブル・イン・ハリウッドーWHAT JUST HAPPENED
2008年 アメリカ
バリー・レヴィンソン監督 ロバート・デ・ニーロ(ベン)ショーン・ペン(本人)キャサリン・キーナー(ルー)ジョン・タートゥーロ(ディック)ロビン・ライト・ペン(ケリー)スタンリー・トゥッチ(スコット)クリステン・スチュワート(ゾーイ)マイケル・ウィンコット(ジェレミー)ブルース・ウィリス(本人)
【解説】
ハリウッドのベテラン・プロデューサーの原作を基に、ハリウッド映画業界の内幕を、ロバート・デ・ニーロほか豪華キャストで贈る群像コメディー。デ・ニーロが映画プロデューサーを演じ、スターのワガママなどさまざまなトラブルに巻き込まれる姿を描く。監督は、『レインマン』のバリー・レヴィンソン。ショーン・ペンとブルース・ウィリスが本人役で出演するなど、シニカルで遊び心に満ちた作品に仕上がっている。
【あらすじ】
映画プロデューサーのベン(ロバート・デ・ニーロ)が製作、ショーン・ペン(ショーン・ペン)主演の新作映画が特別試写会で大ブーイングを浴びてしまう。カンヌ国際映画祭の開幕上映を2週間後に控え、ベンは監督に再編集を命じなければならない。そんな中、最新作のクランクインが迫り、激太りでひげ面のブルース(ブルース・ウィリス)に役づくりするよう説得しなければならず……。(シネマトゥデイ)
【感想】
まあ、なんという豪華キャスト。
前に、ロバート・アルトマンの「ザ・プレーヤー」も見たけど、あの作品より、わかりやすかったです。
しかも、「こんなこと、あるんだろうなあ」と思わず見入ってしまう内容でした。
ハリウッドのトップ映画プロデューサーに名前を連ねるベン(ロバート・デ・ニーロ)たが、問題が山積み。
カンヌにも持って行こうという話のある、ショーン・ペン主演の新作映画の試写会で、ラストシーンに大ブーイング。
制作会社のルー(キャサリン・キーナー)は、ラストシーンを編集し直さないとお蔵入りだという。
監督ジェレミー(マイケル・ウィンコット)は猛反発する。
間に入って右往左往のベン。
私生活では、現在の妻(ロビン・ライト・ペン)と離婚したばかり。
それでも、小学生の娘と息子の送り迎え、元妻の家から高校生のゾーイ(クリステン・スチュワート)の送り迎えもしている。
いつも電話してばかりいるから、家庭が崩壊してしまうんだけど、仕事は辞められない。
さらに問題発生、これからクランクインするブルース・ウィリス主演の映画で、ブルースが、制作会社の意向にそむいて、ひげを剃らないというのだ。
会社は剃らなければこの映画はやめるといい、ブルースは役作りだと聞かない。
ショーン・ペン、ブルース・ウィリスはご本人。
ジョン・タートゥーロはブルースのエージェント、スタンリー・トゥッチは脚本家で、元妻との不倫も疑われる役。
敏腕プロデューサーの悲哀。
でもどの世界でも、バリバリやっている人にはつきまとう悩みなのでしょうね。
映画好きにオススメです。