ーウソツキは結婚のはじまりーJUST GO WITH IT
2011年 アメリカ
デニス・デューガン監督 アダム・サンドラー(ダニー) ジェニファー・アニストン(キャサリン) ブルックリン・デッカー(パーマー) ニコール・キッドマン(デブリン)
【感想】
1969年の映画「サボテンの花」のリメイク。
2011年2月に全米公開され、初登場1位となっています。
しかし、批評家のレビューは否定的なものが多く、32回ラズベリー賞ではデニス・デューガン監督と主演のアダム・サンドラー最低監督賞、最低主演男優賞を受賞。
この年は、このコンビの次の作品「ジャックとジル」が史上最多となる10部門で受賞しており、ダブル受賞の快挙(?)となりました。
なんか、すごいですよねー。
名誉なんだか、不名誉なんだか。
でもこのコンビは、これを狙ってるような気もするので、快挙と申し上げておきます。
日本では公開されず、ビデオスルーになりました。
残念です。面白いのに。
元は心臓外科医だったダニー(アダム・サンドラー)は結婚式の直前に、花嫁が自分の鼻の大きさをあざ笑っているのを聞いた。
しかも、二股をかけられていたこともわかり、悔し涙でその場を去る。
傷心のうちにバーでお酒を飲んでいると、魅力的な女性が隣に座った。
話しかけても相手にされなかったが、結婚指輪を見たとたん、女性の態度が変わり、打ち解けて話を始め、ひどい妻に辛い目に遭わされていると言うと同情して1夜をともにしてくれた。
これに味をしめたダニーは、その後美容整形外科医となり、結婚指輪をはめたままプレイボーイ生活を楽しんでいた。
しかし、ある日、パーマーという23歳の小学校の先生と知り合った。
ダニーのズボンのポケットから結婚指輪を見つけたパーマーは、怒ってダニーと絶縁宣言をした。
パーマーを諦められないダニーは、受付のキャサリン(ジェニファー・アニストン)に頼んで、離婚寸前の妻の役をお願いしたのだがー。
私は、アダム・サンドラー、縮めてアダサンのラブコメ、好きです。
なんか、安心して見ていられるのよね。
最後は絶対、ほんわかしたハッピーエンドだし、中にはサプライズがいっぱいだし。
「ジャックとジル」にはジョニー・デップがさりげなく出ていましたが、今回はアンディ・ロデッィク!!
もう引退してしまいましたが、アメリカナンバー1のテニスプレーヤーです。
さて、今回の売り物は、アダサンとブラッド・ピットの元妻、ジェニファー・アニストンとのロマンスですが、思いがけない人が汚れ役で出ていました。
その人の名は、ニコール・キッドマン!!
あのニコールが、自分の高ピーを売り物に、ここまでするの?というくらい、とことんやってくれます。
作品中、ジェニファーの扱いもかなりひどいです。
シングルマザーの人生はアメリカでもきつそう。
若くてきれいならいいんかい!!ってブチ切れないで、おこたに入って、みかんでも食べながらこの作品を見ましょう。
なんか、日本の冬の茶の間にぴったりな作品ですよ。
(私だけかしら?)