マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ロバと王女

2007-03-01 11:25:15 | 映画ーTV
ーロバと王女ー
1970年 フランス ジャック・ドゥミ監督 カトリーヌ・ドヌーヴ 、ジャン・マレー 、ジャック・ペラン 、デルフィーヌ・セイリグ 、ミシュリーヌ・プレール

【解説】
「シェルブールの雨傘』のジャック・ドゥミ監督の名作がついにデジタルニューマスター版として復活。公開当時フランスで200万人の観客を動員した愛のファンタジーが、30年あまりの年月を経てよみがえった。今では大女優として貫禄たっぷりのカトリーヌ・ドヌーヴの光り輝くような若々しい美しさも、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジャック・ペランのキュートな王子様ぶりも楽しめる。豪華絢爛でありながらポップな娯楽作。

【あらすじ】
妃を亡くした王(ジャン・マレー)は自分の娘である王女(カトリーヌ・ドヌーヴ)に結婚を迫る。困った王女はロバの皮に身を隠して姿を消すが、何も知らない王子(ジャック・ペラン)に一目惚れされ……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
シンデレラのようなおとぎ話ですが、いわゆるおとぎ話らしい残酷さを含んだ作品です。

愛する妻を亡くして悲しみに暮れる王様が、あろうことか自分の娘に求婚する。
娘は妖精のアドバイスを聞いて、王様に無理難題を要求するが、王様はなんでも叶えてしまう。
最後に宝石を産むロバの皮まで要求するのだが、王様はロバを殺して王女の寝室に運びこむ。
王女は妖精の魔法を借りて、ロバの皮をかぶり、顔を汚してみにくい娘となって、隣の国の村の下女として身分を隠し、働きます。

その国の王子様が、魔法で呼び寄せられ、ロバの皮の娘に恋をしますが、身分違い故に両親に言い出せず、恋わずらいで寝込んでしまいます。
娘のお菓子を求めたり、その中に入っていた指輪で娘を特定したり、とうとう二人は結ばれ、めでたしめでたし、というストーリーです。

最後のシーンで、ヘリコプターが飛んできたのには、ぶったまげました。
こんなんありですか?

映像はすごく凝っていました。
セットや衣装も手作りっぽく、こだわりを感じました。
カトリーヌ・ドヌーブがすごくきれい。
相手役のかわいい王子はなんと、ジャック・ペランだったのね。
いやあ、わかりませんでした。

お気に入り、とは言いがたいけど、面白かったです。

 07年、アカデミー賞のカトリーヌ・ドヌーブ

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かし・・・・! (NAKAちゃん)
2007-03-02 20:23:32
どうして今頃この映画?
これ劇場公開されたときに見に行きました。って年が分かってしまう
ストーリーは全然覚えていませんがドヌーブが綺麗だったのは鮮明です。
この映画の頃、「昼顔」「哀しみのトリスターナ」とかもでしょう?何て綺麗な女優さんだろうと憧れたものですが先日のアカデミー賞ではけっこうな貫禄でしたね!でもやっぱり綺麗ねぇ・・・
NAKAちゃんへ (よう)
2007-03-02 21:24:43
>でもやっぱり綺麗ねぇ・・・
ほんとよね。
こういう人こそ、本当にきれいな人と思うわね。
若くみえりゃいいと言うもんじゃないと思うの。(負け惜しみ)

どうして今頃、というけど、去年じゃなかった?
リマスター版復活で劇場公開していたでしょう?
私は、当時は見ていなかったのよ。
「シェルブールの雨傘」と姉妹で出ていた映画もありましたねえ。
きれいですよねえ
ファンタジー大好き (杏子)
2007-03-02 22:12:07
良いな~、この作品、行きつけのお店には置いてないみたいで(悲)

童話というのは元々かなり残酷な要素を含んでいるものだと、大人になってから知りました。当の子供時代は、ミミズを松葉で切っておままごとに使ったり、蟻の巣穴に水を注いだり壊したりに抵抗感がないのと同様、悪い人が退治されるのがただ楽しいだけだったりするのよね♪子供は決して天使じゃなくて天使の外見を持った悪魔だってのが個人的な見解(爆)
杏子さんへ (よう)
2007-03-03 00:22:49
あら、見逃しているのね。
きっと、お好みよ。
とってもきれいな背景の中で、けっこうびっくりするような展開です。
見られたらいいですね。

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