マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

グローリー

2007-01-30 10:27:26 | 映画ーDVD
ーグローリーー
1989年 アメリカ エドワード・ズウィック監督 マシュー・ブロデリック 、デンゼル・ワシントン 、モーガン・フリーマン 、ケイリー・エルウィズ 、ジミー・ケネディ 、アンドレ・ブラウアー 、ジョン・フィン 、ドノヴァン・リーチ 、ジョン・デヴィッド・カラム 、アラン・ノース 、ボブ・ガントン 、クリフ・デ・ヤング 、クリスチャン・バスコウス 、ジェイ・O・サンダース

【解説】
南北戦争時に実在した北軍の黒人部隊、第54連隊の運命を描いた大作。若き白人大佐R・G・ショーの指揮の下、米史上初の黒人部隊の結成から、フォート・ワグナーの戦いで彼らが全滅するまでを忠実な歴史考証で再現。激戦の連続の中で黒人たちがアイデンティティを確立していく過程が感動的。その象徴のような黒人兵に扮したD・ワシントンは見事な演技でアカデミー助演男優賞を受賞した。(yahoo映画)

【感想】
南北戦争で、逃亡奴隷を中心にした部隊があったということも知りませんでした。
考えてみたら当たり前のことです。自分たちの解放戦争だったのですから。
でも、当時の白人たちの困惑も伝わってきました。
教育もない、独自の文化を持つ別の次元の人たちと考えていたでしょう。
人ならまだましで、北軍の中にも黒人を人扱いできない人もたくさんいたでしょう。
そういう輩に銃を持たせるなんて、氾濫でも起こされてその矛先が自分たちに向いたらどうするという危惧もあったのでしょう。
それを払拭したのがR・G・ショー(マシュー・ブロデリック)が率いた54連隊だったのです。

彼らは一番危険な先遣隊としてフォート・ワグナーの要塞へ突っ込んで行き、壮絶な戦死を遂げるのだけど、それを名誉と感じたのですね。
それが、重い歴史の1ページを開くことにもつながっていったのですね。

闘いの前夜、たき火を囲んでひとりひとり祈りの言葉を述べるシーンは、すごくよかった。
特に、デンゼル・ワシントンが演じたトリップ。
言葉は少なくても、彼の思いが伝わってきました。
こういう人々の犠牲があって、今があるということ、肝に銘じなくては。
偏見や差別が未だにあるということが、恥ずかしいですね。


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4 コメント

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良い映画ですね! (NAKAちゃん)
2007-01-31 08:03:36
黒人部隊を率いるには余りに若くて可愛い(?)お坊ちゃま大佐と隊員達との対比、彼らが徐々に強く結ばれていくのが素敵でしたね!
ラストの海岸での戦闘シーンは 残酷で綺麗なシーンだと思います。
それにしても昔はあんな戦い方をしていたとは・・?!敵に討たれるのが分かっていて 突撃していくなんて・・・・悲しいですね。
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NAKAちゃんへ (よう)
2007-01-31 08:51:58
私も最後の戦闘はびっくりしました。
今ではあそこは地雷原だね。
それもどうかと思います。
「父親たちの~」も上陸してから、前から順番に倒れて行く兵士を乗り越えて攻めていました。
やっぱり戦争って怖いよね。
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いいよね~ (ミーママ)
2007-01-31 18:49:48
いい映画だよね~
マシューの青年将校・・・・っとそれだけではなく~~^^;

コメンタリーで、武器が発達したからほかの方法でもいいのに、なぜかあんな中世風の戦い方、正面攻撃をした最後の戦いだったとか・・・
老練な将校がみんな戦死したんで、20代の若造が大隊を率いることになっちゃったのね。
現在までアメリカが参加した戦争で、アメリカ人の死者が一番多かった戦争だそうです。

デンゼル、モーガンよかったよね。
最後の最後にショーとトリップが抱き合ってるように横たわってたのもなんかね~
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ミーママへ (よう)
2007-02-01 09:41:56
お薦めありがとう。
ほんと、いい映画でした。
なるほどね、年配の将校がいないからショーのような若い人に大尉の位が来たのね。
ふーん、最後の中世風の闘い方だったんだ。
中世ならせいぜい石や槍を投げる程度だけど、鉄砲は怖いよね。
戦争では恐怖は感じないのかなあ。
わかりませんねえ。

この映画のデンゼル、精悍でかっこいいよね。
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