マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ハリー・ポッター「不死鳥の騎士団」

2006-06-01 19:24:54 | 読書
全然覚えていなかったので、2回目、読み終わりました。
6巻に続くと思いながら読んでいくと、なかなか面白かった。
たしかに、上巻はなかなか読みづらい。
ハリーはしょっちゅう怒っているし、ダンブルドアや騎士団の動きも謎だらけ。
シリウスも怒ってばかり。
アンブリッジの悪行ばかりが書かれていて、気分が悪い。

でも、それを我慢して読み進むと、ハーマイオニーの偉大さが見えてきました。
ハリーがかんしゃくを起こしても起こしても、一生懸命なだめる姿がけなげでした。
これは、ローリングさん自身と思春期を迎えた子供のやりとりを再現したのかもしれませんね。
思春期で荒れた子供を持った母親に、お手本を示したかったのかもしれません。

最後は、これほどないという悲劇で終わりますが、この巻でハリーはずいぶん大人になったし、6巻へ続くダンブルドアとの絆が強くなったのですね。
ほんと、いろんなことが計算されている第5巻でした。

今日スクリーンを読んでいたら、ハリー・ポッター最新作の情報が載っていました。
シリウス役で、ゲーリー・オールドマンがまた登場するようです。
「炎のゴブレット」では暖炉からのぞいただけで、誰かわからないくらいでしたが、今度は登場場面が多そうで楽しみです。
大人なのに子供っぽいシリウスの個性を、うまく表現するのではないでしょうか。