3月は別れの季節。母校泊野小も少子化という形で137年の歴史に幕を下ろす。ぼくが通った頃は200名の児童であふれ、学校も集落も活気に満ちていた。回想していると、始業を知らせる懐かしい鐘の音。ハナシ捕り名人のりお君、ワレコッポのきよと君、おてんばのまちこさん、優等生のたみこさん、おとなしいすえこさん……と44名の友の名が脳裏によみがえってきた。若くてきれいな三浦先生、よく怒っていたけど工作が上手な塩田先生、優しい宮野教頭先生、朝礼の長い梶原校長先生と、心に残る思い出を作ってくれた泊野小学校ありがとう。
さつま町 小向井一成 2016/3/21 毎日新聞鹿児島版掲載
さつま町 小向井一成 2016/3/21 毎日新聞鹿児島版掲載
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