元気が取りえの私の上を行く友がいる。長年、病弱だったご主人の世話を看護の経験を生かして完璧に。亡き後は達成感で悔いはないと。後は自分の思うままに暮らしたいという。なのに、今度は校区の世話役やゲートボールに忙しく飛び回っている。これぞ元気の秘訣なのだろう。80歳を間近に自分の歯が28本あるらしい。漬物を食べる音は天下一品。「パリポリパリ」は今はやりの音楽よりずっと心地よい。でも、指の力が弱くなりペットボトルの蓋もかんで開けているようだ。これはやめて(歯からのお願い)。元気の対抗意識を持って頑張ろう。
鹿児島県阿久根市 的場豊子(75) 2021.11.24毎日新聞鹿児島版掲載
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