今年、私は77歳の喜寿を迎える。平均寿命80歳を超す時代だが、感慨深いものがある。
40歳の時、交通事故大けがをし、腸の一部を切除する手術を受けた。退院の時の医院長の言葉が、今でも脳裏から離れない。「君は、普通の人より腸が短くなった。寿命もその分短くなると覚悟しなさい」と。
皆より人生が短いと言うのは、悔しくもあり、寂しくもある。だから摂生に努め、毎日を一生懸命に生きてきた。
交通事故、暴飲暴食、流行する病、過労にストレスなど多くの事に気を配り、喜寿にたどり着いたことを喜びたい。
宮崎市 実広英機(76) 2022.5.3 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます