かごしま近代文学館で特別企画・黒田三郎展が開かれた。
学生時代・荒地派の詩人として鮎川信夫、田村隆一、吉本隆明とともに黒田の詩を読んでいた。やさしい言葉の中から、生きる「辛さ」が伝わってきた。
当時、よく訪ねていたI教授の研究室に、黒田の詩集があった。「先生も黒田の詩を読むんですか」と臆面もなく聞くと、黒田と教授は第七高等学校と東京帝国大学に同期入学だった。
七高時代には、俳誌・傘下の原稿整理を共にしたり、黒田に天文館での焼酎を教えてもらったそうだ。暗くなる時デイの片隅で彼らは何を語っていたのか。
鹿児島市 高橋誠 2012/12/6 毎日新聞鹿児島版掲載
学生時代・荒地派の詩人として鮎川信夫、田村隆一、吉本隆明とともに黒田の詩を読んでいた。やさしい言葉の中から、生きる「辛さ」が伝わってきた。
当時、よく訪ねていたI教授の研究室に、黒田の詩集があった。「先生も黒田の詩を読むんですか」と臆面もなく聞くと、黒田と教授は第七高等学校と東京帝国大学に同期入学だった。
七高時代には、俳誌・傘下の原稿整理を共にしたり、黒田に天文館での焼酎を教えてもらったそうだ。暗くなる時デイの片隅で彼らは何を語っていたのか。
鹿児島市 高橋誠 2012/12/6 毎日新聞鹿児島版掲載
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