ヨーロッパ旅行をして驚くのは雑草がほとんどないこと。気候のせいとはいえ羨ましい。
日本は高温多湿、降り続く雨に猛然と茂る夏草。屋敷内、農道、畑と夏草との戦いの日々。もちろんシルバーさんも頼む。
夫亡き後、小さな畑ながら人に褒められるくらい、きれいにしてきた。ところが最近、なんだか疲れやすい。頑張り屋の私よどうした? 年齢のせい?
いっそ畑を手放そうかと考え出した。無農薬の野菜を育てる喜び、収穫の楽しみを手放せるか。「夏野菜なら屋敷内に植えられるよ、もういいよ」と夫の声。お好きにと子供達。
霧島市 秋峯いくよ 2015/8/26 毎日新聞鹿児島版掲載
日本は高温多湿、降り続く雨に猛然と茂る夏草。屋敷内、農道、畑と夏草との戦いの日々。もちろんシルバーさんも頼む。
夫亡き後、小さな畑ながら人に褒められるくらい、きれいにしてきた。ところが最近、なんだか疲れやすい。頑張り屋の私よどうした? 年齢のせい?
いっそ畑を手放そうかと考え出した。無農薬の野菜を育てる喜び、収穫の楽しみを手放せるか。「夏野菜なら屋敷内に植えられるよ、もういいよ」と夫の声。お好きにと子供達。
霧島市 秋峯いくよ 2015/8/26 毎日新聞鹿児島版掲載
雑草ということで最近気になっているのは、JR山陽本線・国道二号線・二級河川の河川敷である。
山陽本線は、JR西日本になり鉄軌道用地としての管理が充分にされていないように思う。法面に灌木が繁茂している所があり、踏切で一旦停止しても左右確認ができない状況にある。私が住んでいる地域の東西に渡って九キロメートルは、全部といっても過言ではない。セイタカアワダチソウが茂っている所は、黄色の花が咲くと大変きれいにも感じるが、反面健康被害も懸念される。アレルギーのある人は大変だと思う。
国道二号線は、中央分離帯の植え込みが気になる。併せて歩道と車道の境目に生えている雑草が、年一回は清掃除去されているようだが今は大変な状況にある。
河川敷も、以前は直立した都市型の堤であったが、河川改修により台形の堤に変わり法面に雑草が繁茂している。地域の自治会で対処してほしいとの意見が出されたが、今だ個人労力により部分的にではあるが、草刈が行われているのを見る。
いずれも、環境衛生・公衆衛生上の問題であり、快適な地域生活を守るためには、地域自治だけでは限界があると感じる。今こそ地域行政の出番か・・・