「じいちゃんネコぱこうて(飼って)」と小学生の孫娘から電話。「おばちゃんに赤ちゃんがうまれるからしばらくは飼えません」と私。すると「うちが赤ちゃんのときはネコがおったよ」と痛い所をついてきた。
そう言われてしまえば仕方がない。「分かりました」と完敗である。しかし、ネコがいなくなって1年、そのうちにと思っていたので良い口実ができた。早速譲渡会に出かけ、2週間後に1歳の女の子「福」がやってきた。
孫が遊びに来たときの第一声は「ふくうー」である。
熊本市北区 岡田政雄(70) 2018/9/5 毎日新聞鹿児島版掲載