夫の定年や子供の独立で一息ついたころ、気合い入れにと炬燵のない暮らしを始めて7.8年になる。結婚や孫の誕生とあわただしい年月が過ぎ行く中、旅行や山歩きウオーキングと楽しんできた。これからも続けるつもりだが、最近どうも手足の冷たさが身にしみる。そういう年になったんだと思うと無性に炬燵が恋しくなり早速組み立てることに。介護片手に編んだ思い出のカバーを掛けてスイッチオン。そっと足を入れるとあー暖かい。懐かしいぬくもりが心地よく、お正月疲れをゆっくりほぐしてくれた。グウタラママもほどほどにお世話になろう。
薩摩川内市 田中由利子(66) 2008/1/11 毎日新聞鹿児島版掲載
薩摩川内市 田中由利子(66) 2008/1/11 毎日新聞鹿児島版掲載