富士フィルム、デンカ、、塩野義、中外薬、島津、任天堂、日清食品
東洋水産などコロナ関連、巣ごもり関連と言われていた銘柄の多くが
高値を付けたのは3月末から4月末までの1ヶ月間でした。尚も高値圏で
推移している銘柄もありますが、高値から1割以上も下げている銘柄も
あります。
株式市場というところは飽きっぽく、絶えず新鮮なネタを欲しがって
います。いくら好材料でも多くの場合1年を超えて人気が持続するケー
スは稀です。新型コロナウィルスに関してはまだまだ未知な部分も多く
治療薬やワクチンも簡単には開発が進みません。
治療薬やワクチンが世にせるためには効果だけでなく安全性も重要です。
世界的な課題となったことで新型コロナウイルスの治療薬もワクチンも
通常の場合よりも早く製品化が出来る可能性は高いでしょうが、市場が
期待するよりも時間は必要です。
期待先行、人気先行で上昇した関連銘柄もやがて投資家の関心が薄れます。
依然市場はコロナ問題を軸に動いていますが、既に人気銘柄はコロナ後も
業績を伸ばせる銘柄に移っているようです。株式市場で賞味期限を見極め
る難しさを痛感します。
設備投資関連銘柄でもキーエンスやダイフクのように10年来高値を更新す
る銘柄がある一方、アマダのように収益の急低下から減配を発表する銘柄
も出ています。自己資本比率が8割近くあり、手持ち資金も過去5年平均
1年分の経常利益分を確保している財務基盤のしっかりしているアマダが
減配するほど先行きに不安があるのでしょうか。
これだけ金利が低下しても株式市場で高利配当銘柄の人気に火がつかない
のも不思議です。高利回り銘柄の代表格だった日産が減配に追い込まれた
り日本郵政が中間配当を見送り年間配当も未定としたことが影響している
のでしょうか。
両銘柄とも元々配当性向の高いことが高配当の背景でした。業績不振が鮮
明になると減配ということが現実のものとなり、やはり高配当銘柄も持続
性の有無が投資家にも無視できないようになりました。そういえば1部上場
企業はPBR1倍が下値の目途というのも過去の話です。
今では上場株の半分が1倍割れしていますし、0.5倍や中には0.3倍なんて銘
柄も出ています。高配当利回り銘柄物色というのは既に賞味期限が遥か昔
に切れてしまったテーマになってしまったようです。
明日は都合により更新はお休みします。
東洋水産などコロナ関連、巣ごもり関連と言われていた銘柄の多くが
高値を付けたのは3月末から4月末までの1ヶ月間でした。尚も高値圏で
推移している銘柄もありますが、高値から1割以上も下げている銘柄も
あります。
株式市場というところは飽きっぽく、絶えず新鮮なネタを欲しがって
います。いくら好材料でも多くの場合1年を超えて人気が持続するケー
スは稀です。新型コロナウィルスに関してはまだまだ未知な部分も多く
治療薬やワクチンも簡単には開発が進みません。
治療薬やワクチンが世にせるためには効果だけでなく安全性も重要です。
世界的な課題となったことで新型コロナウイルスの治療薬もワクチンも
通常の場合よりも早く製品化が出来る可能性は高いでしょうが、市場が
期待するよりも時間は必要です。
期待先行、人気先行で上昇した関連銘柄もやがて投資家の関心が薄れます。
依然市場はコロナ問題を軸に動いていますが、既に人気銘柄はコロナ後も
業績を伸ばせる銘柄に移っているようです。株式市場で賞味期限を見極め
る難しさを痛感します。
設備投資関連銘柄でもキーエンスやダイフクのように10年来高値を更新す
る銘柄がある一方、アマダのように収益の急低下から減配を発表する銘柄
も出ています。自己資本比率が8割近くあり、手持ち資金も過去5年平均
1年分の経常利益分を確保している財務基盤のしっかりしているアマダが
減配するほど先行きに不安があるのでしょうか。
これだけ金利が低下しても株式市場で高利配当銘柄の人気に火がつかない
のも不思議です。高利回り銘柄の代表格だった日産が減配に追い込まれた
り日本郵政が中間配当を見送り年間配当も未定としたことが影響している
のでしょうか。
両銘柄とも元々配当性向の高いことが高配当の背景でした。業績不振が鮮
明になると減配ということが現実のものとなり、やはり高配当銘柄も持続
性の有無が投資家にも無視できないようになりました。そういえば1部上場
企業はPBR1倍が下値の目途というのも過去の話です。
今では上場株の半分が1倍割れしていますし、0.5倍や中には0.3倍なんて銘
柄も出ています。高配当利回り銘柄物色というのは既に賞味期限が遥か昔
に切れてしまったテーマになってしまったようです。
明日は都合により更新はお休みします。