kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

残るのはあの企業群

2020-05-05 09:17:05 | 日記
米スポーツジム運営大手ゴールドジムは4日米連邦破産法11条(日本の
民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請し事実上破綻しました。日本
でもフランチャイズ形式でスポーツジムを運営していますから馴染みの
あるジムです。日本での運営は引き続き継続できるようです。

コロナ対策で今や日本でも有名になった3つの密(密閉、密集、密接)
いわゆる3密を避けることがあらゆるビズネスで必須になりつつあり
ます。プログラムによりますが、多くは室内で激しく動くことの多い
スポーツジムでは3密を避けることは容易いことではありません。

密集、密接を避けるためには大幅に人数を絞り距離を取ったとしても
激しい運動をすれば息も荒くなり通常の生活比べて大量の多くの飛沫
が飛んでしまいます。マスク着用すればある程度防げるでしょうが現
実出来ではありません。こまめに換気をするとしても建物の構造上十
分な換気が出来ない場所もあるでしょう。

アルコール消毒をしても防げる可能性があるのは接触感染に対しての
みです。社交ダンスもそうですが、そもそもソーシャルディスタンス
を十分に確保することは難しいジャンルです。スポーツジムだけでな
く室内がほとんどのカラオケ(一人カラオケならリスクは少ない)や
バスケなど屋内がメインとなるスポーツも密集、密接はリスクが高く
なります。

スポーツジムの中ではソーシャルディスタンスを確保しやすいランニ
ングマシンならリスクは小さいかもしれません。それでも密集、密接
を避けるためには入場制限などで十分な空間を必要になります。

当面は新型コロナウィルスの完全終息が叶わないということであるな
ら3密を避ける行動を続けていかなけらばなりません。スポーツジム
以外にも経済再開が果たせたとしても完全に元の状態に戻るにはかな
りの期間がことが出来ないビジネスモデルは多いでしょう。

コロナの完全終息がいつになるかは現時点ではだれにも分かりません。
しかし医療体制の脆弱で人口の多い新興国での蔓延が深刻な状況にな
ってしまっています。現在は多くのニュースが日本国内での感染者数
などに関するニュースで溢れていますが、目を世界に転じるとコロナ
の前と後とではビジネス環境が様変わりしてしまっている分野で出て
くるでしょう。

米国の株式市場にヒントがありそうです。FANG+Mやネットフリッ
クスビデオ会議のズームや人命を救うヘルスケア銘柄などは今回の
コロナショックでの回復力が分を抜いています。5G関連も感染症が
蔓延した状況では欠かせないセクターです。一方グローバル経済の
拡大で恩恵を受ける銘柄はあや戻しはあっても当面は本格回復は望
み薄です。新型コロナ蔓延はゲームチェンジを加速させそうです。
コメント
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