雪の五稜郭は“モノクロの世界”．．．

　年末に２ヵ月に一度検査のため訪れるかかりつけの病院で、医師から「memさんどうしたの、前回より体重が3kgも増えてるよ．．．。3kg増やすのは簡単だけど、3kg落とすのは大変でしょう。気をつけないと、自分の身体なんだから．．．。」と上目遣いに睨まれる。増えた理由はわかっている．．．、秋口から食欲が旺盛だったことと、ウォーキングをさぼったこと．．．。

　
　そんなことから食べた分はウォーキングで取り返すべく新年に「今年は、毎日欠かさず五稜郭公園を２周りを目標にウォーキングを．．．」と誓った．．．。ところが「雪が降って大変だ．．．。」、「道が悪くて転んだら大変だ．．．。」と３日坊主どころでの話ではなく、始めようとしない．．．。やっと今日、意を決して雪の晴れ間を見てカメラ持参で五稜郭公園に向かう．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　歩いてみると外周の路は雪は踏み固められ意外に歩きやすい．．．。しかも、ちょっと早足で歩くと身体がポカポカして気持ちが良く、これなら頑張れそうだ。相変わらず雪は間断なく降り続くが、それが五稜郭公園を包み隠すようで“モノクロの世界”を見ているようだ．．．。

　
　箱館奉行所は、観光客のために元旦から営業しているが残念ながらこの時間は静かな佇まいをみせ、当時にタイムスリップした雰囲気が漂う．．．。公園を歩き始めた時に降り出した雪は我が家に付くまで降り続き、着いてからは雪かき．．．、今日は300gぐらいは減ったかも知れない．．．。

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迫力の“騎馬参拝”に感動．．．函館八幡宮

　
　参拝客で賑わう函館八幡宮で、正月恒例の“騎馬参拝”が行われた．．．。函館市内にある乗馬クラブが平成10年(1998)からホーストレッキングの安全祈願をと毎年行っており、今年は14回目を数えるとのこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　正午、５頭のドサンコ馬にまたがった騎乗者は武者装束に身を固め石段下の鳥居の前に登場．．．。この石段は、八幡宮境内に続く134段で幅も30cm弱と狭く、踏み外さないか少し心配だ．．．。

　　　
　そんな心配をよそに騎乗者の「ハイ!!、ハイ!!．．．」と声を掛けられながら鳥居をくぐり、ひずめの音を響かせながら石段を力強く登るドサンコ馬の迫力には、初詣で訪れた参拝客からも「おう!!」と感嘆の声とともに大きな拍手が．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　石段を登り切ったドサンコ馬５頭は、本殿の前に並び神妙な顔つきで神主さんからのお祓いを受け１年の無事を祈っていた．．．。隣で見ていた方は「毎年見ているけど、あの力強さには感動する．．．。」と話してくれた。その時ドサンコ馬の１頭が大きな馬糞をポトリ．．．、透かさずその方は「うっ!!、今年もウン（運）を出してくれたなあ．．．。」と得意げに呟いたが、納得．．．。

　　　　　
　ところで、ドサンコ馬は「北海道和種馬」といわれ、粗食に耐え、頑強で持久力に優れ、小柄ながら力持ちといった特徴を備えていることから、北海道の開拓になくてはならない存在だった。性格は元来頑固のようだが、子馬の頃からしっかり調教すると乗馬の出来る温厚で扱いやすい馬に育つといわれている。憂いっぽい優しい目にはちょっと引かれちゃいそうだ．．．。

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“平穏な１年”に願いを込めて．．．亀田八幡宮へ初詣

　新しい年２０１３年が穏やかに開けた．．．。予報では風雪が強く吹雪き模様とのことだったが、朝窓を開けると空は黒い雲に覆われてはいるものの、時折雲間から陽も差し天気．．．。新年早々予報が外れる．．．、しかし良い方に外れるには歓迎だが、テレビのニュースで五稜郭タワーから初日の出が見られたと知り、些かガッカリ．．．。ダメもとで出掛けるべきだったかなあ．．．。

　　　　　　　　　　　　　
　午前中は雪が降ったり止んだりの天気だったが、午後青空がみえだしたのを機に、亀田八幡宮へ初詣．．．。今年も参道の小さな太鼓橋辺りから本殿まで参拝客でびっしり．．．。

　　　　　
　日本人にとって正月の伝統行事でもある「初詣」．．．。一昨年大震災に襲われた後も全国各地で地震や自然災害が発生、景気の低迷とともに不安の多い世の中とあってか、参拝客のみなさんも１年幸せや目標達成などそれぞれの願いを込めて手を合わせているようにも見える．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　神社では“平穏な１年”であることをお願いし手を合わせてきたが、できれば今年の暮れに１年を振り返ってみた時、「今年は良い年だったなあ．．．。」と思えるような年であればと願っている．．．。


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