JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“自分との闘い”の旅へ...函館水産高校生・実習船「北鳳丸」で出航

2013-01-25 22:05:21 | 函館港
 朝起きたら大雪で今日の仕事は雪かきで始まる...、と思いきや「雨」、しかも半端な降り方ではない。楽は出来たものの我が家の前の道路はツルツル状態...、「らく楽ハンドボー」を持ち出し氷割り、これがまた大変だ...。ただ、今晩からは雪に変わるようだ、明日の朝は間違いなく雪かき出動...。

 
 午後、ともえ大橋を走っていると海岸町船溜まりのふ頭に大勢の人集りが出来ている。「何かイベントでも...。」と相変わらずの野次馬根性が疼き、立ち寄ってみた。訪ねると函館水産高校の生徒が乗船実習への出航で、ちょうど出航式の真っ最中...。

                            
 実習には函館水産高校2年生の海洋技術科海技コース22名と機関工学科機関コース19名の合わせて41名が船舶運航に関する実技や生物資源調査、海洋観測、マグロ延縄漁の体験、ハワイ・ホノルルでの国際理解教育などの学んでくる...。実習期間は48日間にも及ぶという...。

 
 出航式には実習生の家族や在校生などが参加...。校長先生から「2泊3日のオリエンテーションを見事のやり遂げたので心配はしていない。戻ってきた時には大きく成長した姿を見せられるように頑張って欲しい。」と激励の言葉が贈られ、実習生代表が「頑張ってきます!!。」と力強く挨拶をしていた...。

   

           
 出航前には家族や友人と握手をしたり肩を組み合っての記念撮影...。同校新聞部では次号の「蒼海時報」に記事にして載せると部員が実習生にインタービューをしており、高校新聞を作ったことを思い出しながら、彼らにもつい「良い記事を書いて...。」と激励してしまった...。

 

                              
 いよいよ出航...。実習船「北鳳丸(ほくほうまる)」(664㌧)に乗り込んだ実習生は甲板に整列...、「身体に気をつけるんだよう~...。」「頑張ってこい!!...。」などの激励の声に送られながら午後3時過ぎ函館港を後にした。実習船は、宮城県沖から南太平洋に向かい、2月中旬にはホノルル港に入港。函館には3月10日に帰港する予定とのこと...。

 
 41名の若者が大海原に向かっていく...。恐らく船酔いに悩まされるだろうし、集団生活に戸惑い、また、厳しい訓練に根を上げることがあると思う。それを乗り越えなければ一人前の船乗りとして認められないのだから、これからの48日間は“自分との闘い”になるだろう...。実習船が岸壁を離れたとき、3月10日に成長した彼らを確かめに出迎えなきゃ...、と思ってしまった。ご安航を!!...。

 ところで、今日1月25日は「日本最低気温の日」...。ラジオからの情報だが、明治35年(1902)1月25日旭川で記録した-41.0℃が未だ破られずに日本記録だという。ちなみに-41.0℃になったらどうなるかというと、カラスやスズメが凍死をして空から落ちてくる寒さなんだって...。だからオオハクチョウやコクガン等はシベリアから逃げてくるんだよね...。

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