JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

霧に浮かぶ函館朝夜景...

2011-06-20 21:35:07 | 函館公園、函館山
 間もなく夏至...。この時期太陽は最も北から昇り、函館山から見ると函館市街地の上に日の出を見ることが出来るそうだ。一度は見る価値はありそう...と、今朝早起きをして函館山を目指す。ところが、目指す先の函館山は霧の中で、展望台の灯りは見えない...。
 
                       
 出てきてしまったんだからと半ば諦めながらも函館山へ...。案の定8合目辺りから霧、そして山頂は霧の中...、しかし、その霧はゆっくりと津軽海峡から函館湾に流れ、時折“霧に浮かぶ函館朝夜景”を見せてくれる...。

 時折見える街の灯りは幻想的で、大阪から来られたというご夫婦も「これが見たくて函館に来たのだが、待ってて良かった...」と興奮気味に話してくれた。訪ねると、敦賀から小樽へフェリーで上陸、その足で函館まで走り昨夜遅く函館に入り、函館山に登ったが夜景は霧で見られず、山頂の車の中で待機されていたようだ。

 それでも霧の中とはいえ、逆に幻想的な夜景に満足してくれ、今日函館観光の後洞爺湖、登別、札幌などを回り再び小樽からフェリーで戻られるとのこと。「良い旅を...」と声を掛け見送った。

 
 この時間になると、夜景の色も赤から青に変わってくる...。霧も心なしか薄くなり空気も一変する。こんな夜中に三脚を立てている物好きは我々だけかと思っていたが、何人かのアマチュアカメラマンもファインダーを覘き黙々とシャッターを押している...。

                         
 日の出の午前4時2分...。残念ながら太陽が昇る函館市街地の先は雲に覆われ日の出は見ることが出来ず仕舞い...。雲の切れ目から太陽が覗き出すと霧は晴れクッキリとした函館が顔を出し今日一日の活動が始まる...。

 目的の横津連峰の山から昇るという日の出は見られなかったものの、霧に浮かぶ朝夜景、赤から青、そしてモノクロに移り変わる函館の街を見ることが出来、大阪のご夫婦ではないが大満足の早起きだった。太陽が市街地の上から昇るのを見られるのは6月一杯大丈夫のようなので、もう一度挑戦?...、函館山にキャンプを張って待機した方がいいんでない...。


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“たいまつ”手に山頂目指す...

2011-06-18 23:48:30 | 江差町・上ノ国町
 上ノ国町のシンボルといわれている「夷王山(標高159m)」...、この山頂に竹田信広候を祀る「夷王山神社」があり今日から例大祭・夷王山まつりが行われ、昨年に続いて宵宮際のたいまつ行列を見学に上ノ国町へ車を走らせた...。

 

                               
 小雨がぱらつく生憎の天気だったが、上ノ国町で剣道、空手、柔道などを子供たち40人ほどが麓の上ノ国八幡宮に集合...、中には手を清めながら出発を待つ子供もいる。午後7時前、赤々と燃えるたいまつを手に夕闇迫る夷王山を目指す...。

 

                         
 ぱらついていた雨も止み、たいまつ行列は急勾配の山道を息を切らせながら神社にたどり着いた子供たちは社殿に参拝、武道の上達を祈願していた。この祭りに札幌から「かみのくに満腹モニターツアー」の皆さんも参加し、何人かはたいまつを手に行列にも参加していた...。

 

 

                                                       
 夷王山神社では、かがり火の灯された神前で松前神楽が5座奉納された。神主さんは「天候に左右されるので、夜間にしかも野外で神楽を舞うことは珍しい...。」と話していたが、仄かな明かりの中で舞う神楽は幻想的で神々しさが感じられ、獅子舞には参拝していた住民やツアーの皆さんが獅子に頭を出し無病息災を祈願する。

 
 昨年に引き続いての見物...、今回は少し要領よく行列を追いかけて歩いたつもりだが、なかなか思い通りの写真は出来ない...。それでも最後まで残り夷王山からの上ノ国市街地の夜景を収めることが出来た。と、この時宵宮際の終わるのを待つかのように、強い風が吹き雨が降り出した。やっぱり、神様はいるのかも知れない...。

                           
 ところで、祭りの始まる前に「道の駅・もんじゅ」で腹ごしらえ...。地元の魚介類を...、ということでコーヒー付きの「刺身御膳」を...。コーヒーはセルフサービスで、お代わりをしたが、係の方から「一杯だけなら...」といわれる...。そうか飲み放題でなかったんだ...。

 

                            
 道の駅の裏の崖一面がエゾカンゾウの花で黄色に染まり今が見ごろ...。崖の上はもとより遊歩道を下りた崖の下から見上げるのも良し...、夕日があればさらに...、いやこれだけ鮮やかに咲き誇っている光景をカメラに納めただけでも...。


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道の駅“あっさぶ”...

2011-06-18 21:32:57 | 乙部町・厚沢部町
 道の駅“あっさぶ”...。国道277号沿いにあり、駅舎は「グリーンプラザ227」という名の施設で三角型の木造の建物...。北海道には現在道の駅は112ヶ所あるが、道の駅“あっさぶ”は平成7年に北海道で19番目に登録と結構早い時期に出来ている。

 
 建物は地元産のヒノキアスナロ(ヒバ)材が使われており、建物の中では今もヒノキアスナロの香りが立ち込めている。駅の中では厚沢部町の特産品を集めた販売コーナーがあるが、特にメークインの発祥地とあってメークインを始めとする農産物は人気がある。 広場には露店がたち、地元の米を使ったお握りは評判も良く、まもなく露地物の野菜が所狭しと並べられる...。

                         
 道の駅“あっさぶ”にはトイレ休憩で良く利用させてもらい、新鮮な野菜を土産代わりに手にすることが多い...。今日家内が手にしたものは、ニンジン、まいたけ、黒豆などの豆類、メークインなどで「安い、安い...」といいながら、ちょっと買いすぎ?では...。

 
 ところで、道の駅のそばに厚沢部町の「道の駅公園」が併設され、親水池や裏山を利用した展望台があり展望台からは厚沢部町市街地も望める...。

 

                      
 この公園に、長さ6m、高さ2mほどのフジ棚があり、甘い香りを漂わせ鮮やかな紫色の花がほぼ満開...。このフジは「ノダナガフジ」で、町民の方が自宅の庭で丹精して育ててきたが、高齢で管理が難しくなったと町に寄付を申し出た。厚沢部町では、好意を無駄にしないようにと人目につきやすい場所としてこの公園に昨年4月に移植した...。それにしてもこの場所にピッタリ...、国道を走るドライバーや観光客の癒しを与え、交通安全にも寄与しているかも...。



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江差の歴史を物語る“桐の花”...

2011-06-17 23:14:00 | 江差町・上ノ国町
 函館の今朝の空は、昨日に引き続く晴れわたった青空...。先日農家の方の話で「少し天気が続いてくれれば...。」と話していたことを思い浮かべ、お日様が叶えてくれたのかな...、と勝手に思いこんでいる。

 
 所用で江差町へ向かう車のラジオから「江差町・町民の森の桐の花が見ごろを迎えている...。」と流れ、所用を終えた後、町民の森の桐の花が放送されていることを話すと「町民の森はそんなに遠くないので、見ていったら...。」と地図で場所を教えてくれ、早速、地図を頼りに町民の森へ...。

                     
 町民の森は、市街地からそれほど遠くない小高な丘にあり、途中、キツネの親子に迎えられる。ところが、町民の森に行けば“桐の花”が咲いているのかと思っていたが、面積が約16haの広さで、いくつかのゾーンに別れておりなかなか見つけらなかない。諦めかけたところで、森の外れに桐の並木が...。

 

                     
 桐の木は100本ほど植えられており、半分ほどだろうか紫色のかれんな花が咲いている...。実のところ、桐の花をこんな間近で見たことがないような気がする。綺麗だ...。筒型5弁の花と大きな葉...、そうか、紋章としてもおなじみだ...。
 
 江差と桐...。ラジオの放送では、桐は国内でとれる木材としては最も軽く、また、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴から高級木材として重宝され、家具、特に箪笥の材料として知られている。江差では、ニシン漁の盛んな頃、ニシン網の浮きや桐下駄の材料として使われ、桐の苗木の植栽が盛んに行われていた。

 ニシン漁の衰退とともに植栽は減ったが、檜山地方が北限とされている桐を見なおし、江差の歴史を物語る桐文化を何時までも守っていこうと、町民で桐の復興を目指す活動が続いており、江差町には桐林が出来つつあるそうだ...。


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島を彩る“ハマナス”...

2011-06-16 22:38:58 | 函館港
 今日は朝から澄み切った青空...。気温は平年並みの20℃だったが、湿度が低く爽やかな一日だった。この天気は2,3日続きそうで明日からは気温も上がりそうとのこと、気候もいよいよ本格的な夏に向かっているようだ...。

 
 この好天にそこかしこで艶やかな若葉が広がり、函館港に浮かぶ「緑の島」もその名の通り緑に溢れている...。“ハマナス”が見ごろを迎え大きな花びらをさらに大きく広げ、緑の島を彩っている。

                        
 “ハマナス”は、バラ科に属し別名「ハマナシ」ともいわれ、海岸の砂地に自生し、2~5cm位の小葉が羽状につき、幹は黒褐色で、刺が密に生える。6~8月頃紫紅色の花が咲き、9~9月に朱紅色の果実をつける。北海道の花に指定されている。(説明板から)

 
 また、「緑の島」の南側にフジ棚が2カ所ある。花はすでに満開を過ぎ花より葉の方が幅をきかせているが、そんな中にも可憐に咲き続けている“フジの花”...。

                        
 ところで、「緑の島」は函館港整備で浚渫した土砂を埋め立てた面積8ha、周囲約1kmの人工島で、昭和55年(1980)、平成2年(1990)に完成、その後緑地整備などを行い平成6年から供用を開始、市民の憩いとレクリエーションの場として活用されている。


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大沼公園で“体験学習”...

2011-06-14 21:42:13 | 七飯町・大沼公園
 「大沼公園のフジの花が満開なんだって...。」の情報を耳にし、午後、所用の帰り少し遠回りをして大沼公園の広場に立ち寄った...。広場には黄色のライフジャケットを身につけた一団を発見...。

 
 中学生が体験学習でこれから大沼にボートを浮かべるところとのこと...。引率の先生に声を掛けて尋ねると「修学旅行で道南を廻っているが、今日は大沼でボート、自転車、釣りの3つのグループに分かれての体験学習を行っている。」とのこと。

 札幌市内の中学校の皆さんで、例年は東北地方へ行っているそうだが、震災のこともあって今年は道南止まり...。3年生7組280人が7台のバスに分乗して来られたようだ。
                         
 ボートに乗るのは初めての生徒が多いようで、漕ぎ方もわからずオールをバチャバチャするだけだったが、係の方から「オールを水に入れたら、力を入れて強く引く...。」とのアドバイスを受けると、さすがに飲み込みも早く一気に前に進む...。

                         
 湖上でのボート遊びにはちょっと肌寒さも感じられる天気だったが、島巡りを楽しみながらハマナスの花も咲き始めた大沼を満喫してくれたことと思う...。

 
 ところで、立ち寄った目的の“フジの花”...。広場入口のフジ棚にこれ以上の満開はないというほどのボリュウム感一杯に咲き誇っている...。訪れる観光客も「素晴らしい!!、ここで記念写真を!!...」とシャッターを押す...。

                         
 このフジは、「明治44年(1911)8月21日、大正天皇が皇太子時代に大沼に行啓されたことを記念して、有志により植栽されたもの」(フジ棚の前にある説明板から)とのことで、今年はちょうど100年目...、樹齢100年ということかな。駒ヶ岳も雲の間から眺めていた、それにしても見事です...。


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老舗旅館で“手打ちそば”を満喫...

2011-06-13 23:04:46 | 椴法華・南茅部
 先日の「南茅部・ひろめ舟まつり」の会場で知人のアマチュアカメラマンから「知り合いが南茅部の旅館で手打ちのそば屋を始めたので、時間があったら寄っていって...。」と声を掛けられた。新聞に老舗旅館のそば屋という報道がされたことも承知し、興味もあって立ち寄ってきた。

                 

    
 旅館は南茅部地区豊崎町の国道278号沿いにある「二本柳旅館」...。この旅館は昭和8年(1933)に建てられ、当時は主に行商人が宿泊した老舗の旅館、食堂となっている部屋は豪華な書院造りで、ヒノキがふんだんに使われ、床柱は黒檀(こくたん)...。南茅部地区の建造物の歴史を知るうえで貴重な建物として、今年の春に函館の歴史的風土を守る会(歴風会)から保存建築物としての「歴風文化賞」に選ばれたそうだ...。

 その旅館の中にある「手打ちそば処 久蔵(きゅうぞう)」...。店主は旅館の手のすくお昼時を活用したいと、手打ちそば屋を思いつきそば打ち同好会に入門、元来のそば好きもあって上達も早く全国麺類文化地域間交流推進協議会が認定する素人そば打ち初段を取得し、この春オープンにこぎつけた。

                              
 厚沢部産のそば粉に七飯町の湧き水、つゆは南茅部産の白浜口昆布を使用し、二八そば(そば粉8割、つなぎ2割)...。もり、かけの他にセットメニューとして天丼や寿司も用意されており、地元の新鮮な魚介類がねたとなる寿司セットをお願いした。

 若い店主も出てきてくれて地域への思いなどを話してくれたが、そばの香りがほんのりと鼻を撫で、のどごしの旨さは何ともいえず...、また寄りたくなってしまいそうだ。ところで、そば打ちの段位認定は最高5段まであるそうだが、認定はあくまでも「素人そば打ち」で営業を始めたら認定の対象にならないそうだ。ちなみに店主は「そば打ちは奥深くどこまでやっても極みはないかも知れない...。」という。


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“あなたはキツネですか?”...

2011-06-12 21:36:02 | アマチュア無線
 JARL渡島檜山支部恒例の「FOXハンティング競技大会」...、今年も湯の川にある見晴公園を会場に開催され参加をしてきた。薄曇りと青空は見えないものの気温は20℃と爽やかで公園を走り回るには絶好のコンディション...。

                   

   
 集合時間の午前10時には競技の後のジンギスカンが食べられる懇親会狙いの参加者を含めて30名ほどが集まった。これまでのFOXハンティングは、どちらかというとハンディー機頼みの参加者が多かったが、今年は事前の講習会でアッテネーター製作を行ったこともあり競技参加者はそれぞれ指向性抜群の自作アンテナで手ぐすね引く...。

 
 FOXハンティング競技とは、一定個所に設置、または移動する無線送信機を、アンテナの指向性を頼りに電波受信機で追跡・発見する受信技能を競うものである。今回は、「キツネ」と「タヌキ」から発射される電波を1時間以内に探し出すものだったが、自慢のアンテナでも思うように探し出せずに、散策している市民に「あなたはキツネですか?」と声を掛け怪訝そうな顔をされる場面も...。

 それもそのはずで、「キツネ」は思いもよらない小学5年生の超YL、「タヌキ」のOMはあちこち移動するとあってハンターは探索に手こずり、制限時間内に探し出せない者が続出....。そんな中をかいくぐり今年もJH8NZQ局が見事に優勝、二連覇を果たした。
                       
 予定の1時間で競技は終了、お待ちかねのジンギスカンパーティ。予想以上に走り回ったこともあってか鉄板に乗る肉を運ぶ手が次々と伸びてくる。平均年齢はどう見ても50代後半、しかもメタボと思われる方も見受けられたが、「ジンギスカンはそれほどカロリーは高くないから...。」と箸を運ぶ手は止まらない。今年は幹事さんの配慮で人数の倍ほど用意した肉は綺麗に平らげた...。それにしても、皆さんよく食べるわ...。

 
 最後に参加者全員で、記念撮影.....。見晴公園で緑の香りを腹一杯吸い込み、そして、ジンギスカンを腹一杯食べての一日、身も心も、そしてお腹もリフレッシュ.....。お疲れ様でした......。

                         
 ところで初夏の見晴公園...、木々の緑は一層輝きを増し豊かな自然を満喫できる。春のサクラ、秋の紅葉の美しさもさることながら、この時期ならではの詩情豊かなロマンが漂う...。

 

                       
 緑のセンター側にあるフジの花は満開で今が見ごろと咲き誇り、温室前をの通路にはツツジの花が7,8分咲き...。競技参加者は見る余裕はなかっただろうなあ...。


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白熱!!舟こぎ競争...ひろめ舟まつり

2011-06-11 22:13:05 | 椴法華・南茅部
 豊かな海の恵みに感謝し、豊漁と海の安全に祈願する“南かやべひろめ舟まつり”...。南茅部・臼尻漁港で行われるこの祭りは、26回をを数えるという地域最大のイベントで、特に今年は「東日本大震災!がんばれ!海の友よ!」と銘打って被災地へ元気と勇気、支援をおくろうと力が入る...。

 
 昨年、一昨年と見物し、「今年はそろそろ...」と思っていたが、天気も良さそうだし、せめて勇壮な舟こぎ競争だけはと南茅部に向けて車を走らせる...。到着は9時半だったが、すでに駐車場はいっぱい...、それにもまして港内には大漁旗や提灯などで飾り付けた漁船が並び、その下では早くもイカやホッケ、エビやツブなどを網の上に乗せ宴会が始まっている...。
                           
 まつり伝統の“舟こぎ競争”...。木製の「ひろめ舟」に6人一組で乗り込み、舵取り、漕ぎ手など役割を分担し船を進め、400m~600mの距離を初心者、女性、職場、漁場対抗などに6部門に42チームが参加...。

 

                          
 勢いよくスタートするものの思ったように前に進まない舟や折り返し付近では追突して横を向いてしまうものなどもあり、会場の笑いを誘う...。また、岸壁には職場の同僚や家族らが陣取り太鼓や大漁旗で応援、特に漁場対抗では悲鳴ともとれるような大きな声援が送られる...。戸井の人気キャラクター、トーパスちゃんも拍子役で参加...。
                           
 さすがに地元の漁師さんが出場したレースは白熱!!...。統制のとれた掛け声とともに力強く進み迫力ある艪さばき見せてくれる...。

 
 午後、岸壁に係留されていた大漁旗や提灯などで豪華に飾られた6隻の漁船が港内を巡行する「漁り火パレード」...。これらの漁船は南茅部地区の六つの漁協が用意するものでいわば地域の代表...。



                                      
 「隣に負けるな!!...」とより豪華に飾り付け、それぞれが誇らしげに走り回り、舟を操る船長さんの舵さばきからも力強さが伝わってくる。各船は17~34トン級でスケソウダラ漁やマス漁などに活躍されているそうだ...。 
                            
 会場には特産品の即売が行われており飛ぶように売れていたが、そんな中で南茅部名物「浜なべ」が100円で振る舞われている。1,000食限定で昨年は食べ損ねたが、今年は間に合った...。2個200円のお握りで昼食...。「浜なべ」...、おまけだろうか、甘エビが沢山入っていて美味しかったなあ...。

 
 ここで退散...。この後、中学生による吹奏楽、郷土芸能、ひろめソーラン踊り、さらに歌謡ショウ、夜間の漁り火パレード、花火大会と続き、まつりムードを盛り上げる...。先日の大船小学校の運動会で地元の方から「運動会、ひろめまつりが終わればコンブ採りで忙しいんだあ...。」といってた言葉が耳に残っていた。「いい骨休みだよね、これから良いコンブを沢山採って...。」との思いを込めて会場をあとにした...。


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客船“BREMAN”

2011-06-09 23:29:24 | 函館港
今年函館港に海外からの外航客船は6隻の寄港を予定していたが、東日本大震災と福島原発事故の影響でキャンセルが相次ぎ、唯一寄港する客船“BREMAN(ブレーメン)”が今朝函館港に入港した。
       
 入港には間に合わなかったこともあり、勇姿をカメラにと係留された岸壁・西ふ頭に向かう...。客船“BREMAN”は総トン数 6,752トン、全長111mと旧青函連絡船「摩周丸」を一回り小さくしたような客船だが、 ドイツや欧米人を対象とした極地や秘境を探検するクルーズを計画するなど“アドベンチャーボート”としても有名とのこと...。

 今回のクルーズは5月30日に上海を出港し、鹿児島、長崎、神戸、横浜など日本国内の港に寄港し、函館の後は青森を経由して小樽が最終寄港地で、その後新たな乗船客を乗せ北極探検に向かうそうだ。乗船客定員は160人だが今回の79人と少人数、乗組員は98人とのことでどんなサービスを受けているのか興味を持つ...。クルーズ料金はどの程度なのだろう...。

 

                            
 “BREMAN”には寄港地を探検?する乗客のために自転車が積んであり、早速ご夫婦の乗客が「元町を探検に...。」と自転車を走らせた...。函館は坂道が多いので大丈夫かな...。また、最上部の甲板には極地や秘境を探検する際に使用する「ゾディアック」と言うエンジン付きゴムボートが装備されていた。

 
 出港は午後8時...。市民に呼びかけ「クルーズ船見送り隊」を結成し、名物イカ踊りで大々的に“BREMAN”を見送ろうと計画したようだが生憎の雨...。雨の場合見送りは中止とのことだったが、雨に浮かび上がる客船も...、と再びふ頭に走りカメラを向ける...。

                           
 しかし、出港間近になると雨の中傘を差して多くの市民が集まり、雨も小降りになったことあって急遽のイカ踊りでお見送り...。それに呼応するかのように“BREMAN”のデッキでも手拍子とともに踊り出す人も...。

 大きな汽笛とともに“BREMAN”は岸壁を離れ、次の寄港地青森に舳先を向け走り出す...。いつもの見送り風景となったが、「クルーズ船見送り隊」の幟が函館人のおもてなしの心を伝えられたんでないだろうか...。次回は7月17日国内クルーズ船“にっぽん丸”が寄港する...。


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