JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

まだまだ続く、秋祭り...知内・雷公神社祭礼

2010-09-22 21:36:35 | 木古内町・知内町
 爽やかな秋晴れが続く函館...。しかし、北海道の屋根・大雪山系の旭岳や黒岳に初雪が降った。それでも昨年より2週間も遅い初雪だったとのこと。確かに朝夕の気温は下がり半袖のワイシャツでは肌寒さも感じられる。もうそろそろ衣替えの時期かも知れない...。

  
 松前に車を向けて走らせる。もちろん車のエアコンは必要なく、窓を開け風を入れてちょうど良い...。途中、知内町の市街地に入ると祭り囃子が聞こえ、お寺の境内で知内幼稚園の園児たちが御神輿を囲み「ドラえもん音頭」の踊りを踊っている。「お祭りですね?...」と尋ねると、「雷公神社のお祭りで、これから子供たちが御輿を曳いて歩くところ...。」とのこと。
                                 
 時間がなく子供御輿を見物できずに松前に向かったが「雷公神社」が気になって、帰途立ち寄ることにした。神社の前の案内板には「古文書によると、元久2年(1205)砂金を求めて甲斐の国からこの地に来た荒木大学が、天下太平と当所の安全を祈願し、寛元2年(1244)大野家の始祖了徳院に命じて創建したのが始まりと伝えられる北海道で最も古い神社である。」

 「また、同社は別雷神という逓信の神をまつることから、古来より恋の成就を願う人がここでお参りすると、相手に心が通じると言い伝えられている神社である。」(案内板から) そういえば、この神社は別名「おっぱい神社」といわれ、母乳のでないご婦人が洗米を献じて授乳祈願をしたあと、その米でお粥にして食べると乳が必ずでるといわれているそうだ。

  
 神社をでて程なく御輿が市街地を巡行を終え、神社に戻るところに遭遇...。神社は静かだったので、巡行を見ていた町の方に訪ねると「今夜、各町内会の山車がでて賑やかになるんだ...。」と教えてくれたが、夜まではちょっと...、と後ろ髪を引かれる思いで退散...。「おっぱい神社」に纏わる山車はあるんだろうか、これは来年の話だな...。
                                 
 ところで、今夜は十五夜さん...。まん丸い月をと月の出を待ったが東の空は雲に遮られ山並みからの月の出は見らじまい。ところが、月の出の時間の少し前函館山上空から東の空に向かってオレンジ色の巨大な一本の雲が走った...。見た瞬間、何か悪いことでも起きる前兆では?と思わせるような雲...。しかし、何事もなかった、単なる思い過ごし...。それにしても珍しい雲だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする