JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

海上自衛隊護衛艦「くらま」...

2010-09-12 19:55:56 | 函館港
 函館港に入港している海上自衛隊護衛艦「くらま」の一般公開が昨日から行われている。今朝は昨日からの雨も上がり青空がのぞき込む天気にも誘われて「くらま」の係留されている万代埠頭に車を走らせた。今年は春に護衛艦「みねゆき」が、7月に米国掃海鑑「ガーディアン」、 8月に日本最大の護衛艦「ひゅうが」と立て続けに入港・一般公開が行われた...。

                     
 「くらま」は、佐世保港を母港とする海上自衛隊第2護衛隊群所属の護衛艦で、全長156m、全幅17.5m、排水トン5,200トン、最大速力31ノットで春入港の「みねゆき」より一回り大きく対鑑ミサイルや対空ミサイル、アスロック、対潜魚雷などの兵装を備えている。

  
  (水上発射管・魚雷を圧縮空気で発射し潜水艦を攻撃)

                                     
                                     (アスロック・ランチャーから発射し目標海面にパラシュートで着水、潜水艦を攻撃)
 兵装について隊員の方に訪ねると「勿論実際に交戦で使ったことはないが、常に万が一に備え訓練、点検などを行っている。」とのこと。装備されている兵器はほとんどがコンピューターで制御されているようだが、訪れた市民も興味深そうに隊員の方に性能を聞きながら見学...。

  

                                         
また、艦船には「哨戒ヘリコプター」が搭載されている。今回は広報活動とのことで1機だが通常は3機搭載しているとのこと。整備のために乗船している隊員は15名、万全の体制を整えているそうだ。ヘリコプターのコクピットも覗かせて貰ったが、なんでそんなにボタンが必要なの...。

   
 一方、艦船の操舵室...。艦船の右に艦長の座る椅子があり、ここで指揮をする。それにしても操船する船員の前にはレーダーとハンドルが一つとヘリコプターとは大違い...。アクセル?見えなかったなあ...。

 「くらま」の乗組員は360名、「3段ベットで仕切りはカーテン...」とのことなので、「いびきで大変でしょう...」と訪ねると「艦船のエンジン音などがあるので、いびきは気にならない。」そうだ。今回は乗組員の休養が目的で入港...、函館の印象を若い隊員の方は「良い街ですね、気に入りました。食べ物も美味しかったし...」と満足そうに話してくれた。何を食べたんだろう...、そこまでは聞けなかった...。

 「くらま」は明日13日基地の佐世保に向けて出港する。艦船には随所に隊員の方が配置させ親切に案内・説明をしてくれた。その中に乗船3ヵ月といった若い隊員もおり緊張感が高まっている国境警備に携わり気の休まる暇もないんだろうなあ...。頑張って!!...。
コメント (2)
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