JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

豪華客船「セブンシーズ ナビゲーター」...

2010-09-25 21:32:56 | 函館港
 バハマ船籍の豪華客船「セブンシーズ ナビゲーター」(28,550総トン)が今朝8時函館港に入港...、出港は午後2時とちょっと慌ただしい寄港だ。見送りに立ち会おうと出港時間にあわせ港町ふ頭に車を走らせた。

  
 出港40分ほど前にふ頭に到着したのだが、ふ頭を囲むフェンスの前に見送りに来た市民が眺めている。外航船の場合、船が着岸している場所は国外の扱いでタラップが上がるまで中に入れない。出港20分前、観光に出掛けた最後の乗客が貸し切りバスで到着、タラップが揚げられ見送りの市民も岸壁に...。

                              
 「セブンシーズ ナビゲーター」は函館港には初入港...。全長170m、全幅25mで 1999年に就航、乗客定員が大型客船の割に490人(今回は370名)と少なく、サービスをする乗組員は330名で世界最高水準のきめ細やかなサービス、ホスピタリティの提供が売りの客船...。聞くところによると1泊20万円は下らないとのこと。客室はバルコニー付きのようだが、下から眺めると公団住宅の団地のようにも見えるが...。

  

                               
 見送りは勇壮な“巴太鼓”とお馴染みの“イカ踊り”...。イカ踊りは乗客の皆さんに通訳のお手伝いをしたという30名ほどの高校生が中心となって踊る...。

  
 見送りの数こそ少ないが気持ちが伝わったのか、バルコニーから掛け声や手拍子が送られ、さすがに陽気なアメリカ人?かな、一緒に踊り出す始末...。

                                
 午後2時大きな汽笛を鳴かしいよいよ出港...、バルコニーから「アリガトウ...、サヨウナラ...」の声が聞こえる。負けじと高校生たちも大きな声で「See you again...」...。
 「セブンシーズ ナビゲーター」はアラスカ・アンカレッジからロシア・カムチャッカ州のペトロパブロフスクを経由して函館に入港し、この後、仙台、横浜、名古屋、神戸と日本の港を寄港しながら中国・天津に向かう20日間のクルーズ...。1泊20万円だとすると...、計算できないやあ...。

  
 ところで、夕方西の空の雲が切れたので良い夕焼けになるかも...、と期待を込めて中央ふ頭に向かったが、太陽はストンと山並みに消え空は赤みを差したが期待したほどでもなくと引き上げた。ところが、程なくして走りながら上空を眺めると、空一面ピンクに染まっている...。

                                 
 慌てて車を北ふ頭で止め見上げると、函館山から東の方向の厚い雲までが見たことのないような夕焼けに...。ふ頭でカメラのファイダーを覗いている方も「こんな空見たことないなあ...。」とシャッターを押していた。確かに見たことない。先日の巨大な1本の雲といいなんか最近の空は変だ...。異常気象のせい?...。
コメント
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