JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

今年は豊作?...

2010-09-16 23:27:15 | 乙部町・厚沢部町
 所用で午後江差町へ向かう...。函館から江差へは中山峠を通る国道227号を走るが、この時期厚沢部町の国道沿いに収穫した野菜の即売所が並び、季節の野菜を見るだけでも結構楽しめる。今日も、時々立ち寄らせてもらう露店に顔を出した。

 
 特に何が欲しいというわけでもなかったが、挨拶をするとご主人がカットしたスイカを試食にと差し出してくれる。何でもそうだが試食というのは旨いんだよね...。ご多分に漏れず、今回口にしたスイカもやけに甘くて美味しい...。「これは、縞模様のスイカで中は黄色、黒い皮のスイカは中が赤くこれはもっと甘い...。」という。「じゃ、黒い方を...。」とつい口に出てしまった...。
                                  
 ここは、スイカとメロンが主産物だが、トマトにピーマン、ナス、南蛮、枝豆など種類は今がピークで、これからはカボチャとメークインが大きく場所を取るらしい。「今年の出来は...。」と訪ねると、「両極端...、特にメークインは土の中で腐って売られねえ...。」と嘆いていたが、それでも全体的には「まずまずだあ...。」

   
 確かに春の作付けから始まり、雨が多いと心配し、また、日照不足だと心配する。やっと迎える収穫は“でき秋”を願って1年間働いた総決算、力が入って当然だ...。ところで、黒いスイカ...、割ってみるとご主人のおっしゃるとおりで中は真っ赤...。早速食べさせてもらったが、美味しい!!大成功...。
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夜空に響き渡る太鼓の音...真駒内神社例大祭

2010-09-16 20:56:58 | せたな町・今金町
 五穀豊穣の秋を迎え、各地で秋祭りが行われている...。先月、せたな町を訪問した際秋祭りの話題で盛り上がり、「うちの祭りは函館に比べたらちっこい祭りだけどさ...」といいながらもちょっと自慢げに聞こえたこともあり、「よし、比べてやるかあ...」と昨日(15日)せたな町まで車を走らせた...。

                    
 祭りはせたな町内にある「真駒内神社」の例大祭。まずは小高い丘の上にある神社に参拝へ...、氏子の皆さんが迎え火を焚きながら御輿の帰り待っている。カメラ片手に神社に向かったこともあってか「何処から来たのさあ...、初めてかあ...」と声を掛けられ、「函館から、初めて」と答えると、神社のいわれや祭りの見どころを親切に教えてもらった...。

  

                               
 「御輿(みこし)」は市街地を巡行...、笛の音にあわせ勇壮に練り歩き、威勢の良い掛け声が響き渡る。住民の方も笛の音が聞こえると家から出て御輿に手を合わせる姿も見受けれらる。いよいよ、坂道を登って境内へ...、体格の良い若者たちだが、さすがに坂道は辛そう、「あと一息、ガンバレ!!」...、見る方も力が入る...。

 

                                 
 各町内会の豪壮華麗な5台の山車は日中市街地を回り、商店、企業などの前に止まり、着物姿に舞妓さんに負けず劣らずの化粧をした子供たちが山車の上で優雅に踊りを披露...、沿道の町民から拍手が送られる。

  

                               
 神社で氏子さんに教えられたとおり午後6時30分農協前へ...。ここは、せたな町の繁華街、しかも国道229号の交差点、当然のことながら車両を止めて祭りの舞台となる。満を持して5台の山車は提灯に明かりを灯しこの交差点に集結...。まず各山車から鳴子を持ってのソーラン踊りから賑やかなダンスなど自慢の団体踊りを披露...。

 

                                 
 午後7時、クライマックスの太鼓合戦...。当番町の山車から各山車単独で太鼓「ばかばやし」が打ち鳴らし合戦の幕開け。その後、一斉に叩かれると「イケイケ!!、ソレソレ!!...」と威勢の良い掛け声が飛び交え、子供や若者が代わる代わるたたき続ける...。

    
 中には若い女性もバチを持つ...、カメラを向けると「叩いてみねえがぁ...」と側にいた係の方から声を掛けられる。「むり!!むり!!」と答えると「面倒なことはねえ、リズムわかるべさあ...」だって...。リズムやテンポは分かっても身体がついていかないよ...。
 およそ30分、地鳴りのような太鼓が夜空に響き渡り、打ち手の若者たちの背中から迸る汗はライトに照らされ輝いていた...。

                   
 それにしても凄い!!...。せたな町の彼が自慢する気持ちがくみ取れた。交差点で見物していたおばあさんも「お祭りは15日に決まっているので、平日の今年は沢山来るべがあ...」と心配していたが、身動きできないほどの人出...。気迫溢れる「太鼓合戦」はせたなのまちになくてはならないもの...。
 凄まじい太鼓の音がまだ耳に残っているうちに車を函館に向けた。そういえば、氏子さんも街であったおばあさんも「今度来るときは、泊まってゆっくりしていけばいいべさあ...」と言ってくれた。来年は、そうすっかなあ...。
コメント (2)
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