JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

サクラ前線“函館”へ...

2010-05-05 23:08:35 | 五稜郭公園
              
 今日函館海洋気象台から函館でのソメイヨシノの開花が発表された。平年より2日、去年より10日遅れての開花とのことだが、大型連休にはどうにか間に合った...。函館のサクラの標本木は五稜郭公園にあるが、その五稜郭公園へ花見を兼ねてのウォーキング...。外堀のサクラはつぼみがピンクに染まり今にも弾けそう...。
                                   

 
 日当たりの良いところでは既に花がほころび訪れる花見客を喜ばしているが、花が咲き始めたこともあって花見の宴は飲めや踊れで大いに盛り上がっている。ただ、水を差すわけではないが、明日から今週末にかけて空模様がパットせず、気温もさほど上がらないという...。逆にその分花持ちが良いのかもしれないが...。五稜郭公園の見ごろは来週始め頃になるそうだ...。
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春が来た、花が咲いた...

2010-05-04 23:00:31 | 乙部町・厚沢部町
 江差町へ行く途中、厚沢部町太鼓山の麓にある湿地と乙部町宮ノ森公園に立ち寄った。いずれも春の花に事欠かない場所でこの時期何度か立ち寄ったことのあるところ...、今年は春の訪れが遅いので立ち寄るタイミングを探していた...。

 
 厚沢部町太鼓山の麓にある農業用水溜池の湿原。車を降りて湿地へ向かうと一面黄色...、エゾノリュウキンカが今が盛りと咲き誇っている。おとぎの国にでも飛び込んだ感じで、これから始まる物語の主人公にでもなった気分にさせてくれる。

                                
 同じようにカメラを持った方の話では、「エゾノリュウキンカは今年は開花が遅れて、4月20日に来たときはまだ葉だけだった。その分ミズバショウが奇麗だったけど...。」と教えてくれたが、いやはや見事見事...。

 エゾノリュウキンカはキンポウゲ科にに属し、湿地は生え茎が立っているいて黄金色の花を付けることから「立金花」の名が付いたとのこと。この花は水盤などで生け花として楽しむ愛好家は多いようだが、山菜としておひたしなどで食べられ、葉の形がフキに似ていることから「ヤチブキ」とも呼ばれている。

                               
 エゾノリュウキンカの陰に隠れているが、ミズバショウも鮮やか...。こちらは見ごろを終えたというがまだまだ大丈夫。この他にもカタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、キクザキイチゲなどの花々が咲き乱れ山の中の花屋さんだ...。小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながらこの花々を眺めていると心癒される...。

 
 乙部町宮ノ森公園...。ここはカタクリの群落地として知られており、毎年見事な花を咲かせている。今年は例年より開花が遅れ見ごろまであと一息かなあ...。それに薄曇りとあって陽射しがなくカタクリには最悪のコンデション...。

                                
 それでも精一杯かれんな姿を見せている。カタクリは、落葉樹が葉を展開する前に葉を出し花を咲かせ、若葉が茂り林床に十分日光が射さなくなると地上部が枯れだし、翌年の春までの休眠に入るといわれている。カタクリの葉も花も地上に姿を見せているのはほんのわずかなんだあ...。

         
 カタクリはそんな状況だったが、エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)は元気だ...。公園の上の方に群落をなしまさしく見ごろ...。エゾエンゴサクはケシ科に属し青紫色の花を多数付けているが、花の色はピンクや白などの花もある。地中にある塊茎を乾燥したのが漢方薬の「延胡索」で、この中国名がそのまま使われている。

                                 
 花を撮そうと夢中になっていると、木の上で「チッチッ...」と動物の鳴き声が聞こえる。エゾリスだ...、どうもエゾリスの縄張りに入り込んだらしく、威嚇しているのかも知れない。しかし、この公園でエゾリスに遭遇するのは初めてだが、まだ自然が豊かなことを物語っている、こんな公園はいつまでも大切にしたいよね...。
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江差の5月は...

2010-05-04 21:44:37 | 江差町・上ノ国町
 「連休も終わっちゃうぞう~...」といわれ、スカッとした天気にならないし、サクラはまだだしなどと言い訳しながらも、1日ぐらいは出掛けるかと江差町へ車を向けた。江差町には所用で度々訪ねているが、先日「江差山車(やま)会館」がオープンの報道もあり、江差の5月をゆっくり歩いてみよう...、と...。

                
 「江差山車会館」は、8月の姥神大神宮渡御祭に参加する13基の山車を展示する施設で先月25日にオープンしたばかり...。13基の山車のうち2基ずつ1年交代で展示される。現在は北海道の指定文化財でもある「松寶丸(まつほうまる)」と「神功山(じんこうざん)」がお披露目されている。これまでは、祭りが終わるとほとんど目にすることができなかったが、細かい飾りなど絢爛豪華な山車には目を見張るばかり、いにしえの栄華を感じることができる。

 
 山車会館と一体の建物で「追分会館」がある。日本を代表する民謡の王様ともいわれ、民謡は江差追分に始まり江差追分で終わるともいわれているそうだ。この追分会館では、江差追分の歴史やこれまでの江差追分全国大会優勝者の唄をテープだが聞くことができるが、何より本物の江差追分だって聞ける...。

                                 
 今日の出演は第21回江差追分全国大会優勝者 佐々木 潔志さん...。情緒たっぷりな江差追分の調べはなぜか心に響くものが感じられる。江差追分のルーツは、信州中仙道で唄われていた馬子唄が、越後に伝わったものが舟歌となり、やがて北前船によって江差に運ばれて来た。当時江差で唄われていた三下がりなどと融合し独特の音調を持つ江差追分を誕生させたとのこと。

 それにしてもさすがにチャンピオン、佐々木さんの歌声は哀愁おびた江差追分の節がそのまま伝わってくる。会場には100人近い方が耳を傾けていたが、その中に香港のツアー客もいた。ジッと聞き惚れているようだったが、彼らにはどう伝わったのだろうか...、ちょっと興味が湧く...。

 

                                  
 「横山家」...。漁業、商業、回船問屋を営んでいた横山家、現在は8代目がすんでいるそうだ。この建物も今から約160年前に建てられたもので、昭和38年に北海道文化財に指定されている。母屋にはニシン漁全盛期に使用されていた生活用具が展示され、鰊御殿といわれた時代を偲ぶことができる。

                                    
 その横山家で「ニシンそば」での昼食...、係の方が「普通でいいですか?」と注文に来る。メニューは「ニシンそば」だけで、普通盛りか大盛りということらしい。歩いたこともあって腹もへこんでいたが「普通で...」とお願いした。
 「ニシンそば」といえば京都の名物といわれているが、元々は江差から北前船で運ばれた江差のニシンで作られたものらしいく、であれば江差が本家...。それは別としてニシンの柔らかさとつゆの旨さは絶品...。

 江差の5月は江戸にもない...、松前藩の所領としてニシン漁と交易で栄えた江差...。連休中とあってか「いにしえ街道」を歩く観光客の姿も多く見られた。所用で訪ねたときと気持ちを切り替え観光客になって歩き回ったが、まだまだ見どころがあるという...。次は、祭りの時にでも観光客になって歩いてみようかなあ...。
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幸坂

2010-05-03 21:35:30 | 函館・坂めぐり
 大型連休も後半戦...、いや、もう終盤だ。毎度のことだが「休みは書類の整理をして、懸案の物置の大掃除...。」結局何も手を付けずに終わりそう...。それにしても、一気に春から初夏の気候、函館の最高気温は19℃...、観光スポットを歩く人の中には半袖姿も見られた。サクラが咲いていれば最高なのに....。

   
 函館の坂道探訪...、今回は「幸坂」...。函館の坂道のうち、最も高いところまで延びており、しかも上に登れば登るほど勾配がきつくなる坂。しかし、坂の上にある常磐小学校跡地(現在は船見公園)からの眺望は抜群...、それにしても小学校のあった頃子供たちはこの坂道を通ったんだろうなあ...。

 坂道の名前の由来は「昔、坂の中ほどに神社があり、これを神明社(しんめいしゃ)といったので、この坂も“神明坂”と呼ばれた。神明社は明治7年(1874年)山上(やまのうえ)大神宮と現在名に改め、のち坂の最上部に移転した。明治8年、坂下の海岸が埋め立てられ、幸多かれと幸町(現弁天町)ができたので、町名に従い“幸坂”となった。」(坂道の案内板から)

 幸坂沿いには旧ロシア領事館、また、坂道を登り切ったところに常磐小学校跡地、山上大神宮があるが、いずれも函館の歴史上に出てくるものばかりで、時間を見つけてゆっくり訪ねてみたい。それにしても急勾配のきつい坂道で酔っぱらっては登れないだろう...。

                                       
 ところで、アルバムの中に幸坂から函館どつくの大型クレーンを撮影した写真が出てきた。昨年の6月12日に撮影したもので坂のすぐ前に見えている。あれから1年、もちろんクレーは見えないが、無くなってもそれなりの風景だよなあ...。
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花よりジンギスカン?...

2010-05-01 20:10:33 | 五稜郭公園
 今日から5月...、天気予報の通りどうにか気温も上がり春の陽気。午後、五稜郭公園を歩いてきたが、いつもはガラガラの観光駐車場もさすがに満車、しかも止めている車は札幌、室蘭の道内勢はもとより品川、秋田など本州ナンバーも多い。サクラを追っかけてきたのかなあ...。

 
                              
                            
 そのサクラの花...、つぼみは膨らんではいるものの弾けるまでには時間がかかりそう。開花予想の通り連休明けのようだ。それでも公園を歩く人たちはこの陽気にサクラの花の下を歩いているかのように足取りは軽い...。

 
 気の早い人たちは、つぼみの下でお花見...。花はなくともジンギスカンがあればなのだろうが、ちょっと盛り上げっていないような気がする。やっぱり満開のサクラの下でないと盛り上がらないよね。それでもジンギスカンやバーベーキューをする煙があちこちから上がり、結構いい匂いが流れてくる...。

                          
 ところで、公園内の箱館奉行所復元工事...、連休期間は工事の囲いを少し狭めたり、石垣の上に展望所を設けて見学者への配慮もあり、観光客や市民が大勢押しかけている。そんな中で「重厚な感じのする建物だなあ...」と眺める人や、「なんだぁ...、意外にちっこいじゃん...」と言って立ち去る人など様々...。まあ、完成して中を見てから言って欲しいよね...。
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