松前町へ所用で車を走らせる。日曜日に花見に行ったばかりであったが、今日は松前公園内にある阿吽(あうん)寺で炎の中を素足で歩き無病息災などを祈る「紫燈(さいとう)大護摩火渡り」が行われるはずと昨日電話で時間を確かめ早めに出掛けた...。
阿吽寺は阿吽の呼吸から付された寺名で、松前城の鬼門を守るために元和3年(1617年)ころにこの地に建てられた由緒あるお寺で、松前家の祈願所として他のお寺を支配していたそうだ。明治元年(1868年)の火事で焼失したが、内陣は土蔵造りであったので免れ宝物も多いとのこと。
「火渡り」は道南地方では珍しいこともあって観光協会の腕章を着けて写真を撮っていた方に訪ねると「以前は勝軍山(松前霊場八十八カ所)の山開きとして行われていたが、霊場巡りの出来ない高齢者にも祈りの機会を与えたいと6,7年前から始まった。」と説明してくれた。約100名が見守る中、火が入れられた...。
煙と炎が勢いよく上がると僧侶は護摩木を火の中に投げ込み祈とうを続ける...。
いよいよ火渡りの修行が始まる。護摩木とヒバの小枝が燃える中、修験者姿の僧侶が気合いを入れて10mほどを素足で歩くと周囲では高らかに祈とうが唱えられる。
そのあと、集まった町民や観光客も無病息災を祈り後に続く...。
去年に続いての見学となったがなにやら宗教的な一面を覗かせて貰った感じがする。観光協会の方も「珍しい行事とあって、最近は函館からの写真を撮りに来られる方が増えたようだ...。」と話していたが、確かに火渡りの会場をカメラマンが走り回っていた...。
ところでサクラは...、2日前と比べると八重桜が結構花を広げサクラのトンネルが出来ている。松前公園はまだまだ花見が出来そう...。
阿吽寺は阿吽の呼吸から付された寺名で、松前城の鬼門を守るために元和3年(1617年)ころにこの地に建てられた由緒あるお寺で、松前家の祈願所として他のお寺を支配していたそうだ。明治元年(1868年)の火事で焼失したが、内陣は土蔵造りであったので免れ宝物も多いとのこと。
「火渡り」は道南地方では珍しいこともあって観光協会の腕章を着けて写真を撮っていた方に訪ねると「以前は勝軍山(松前霊場八十八カ所)の山開きとして行われていたが、霊場巡りの出来ない高齢者にも祈りの機会を与えたいと6,7年前から始まった。」と説明してくれた。約100名が見守る中、火が入れられた...。
煙と炎が勢いよく上がると僧侶は護摩木を火の中に投げ込み祈とうを続ける...。
いよいよ火渡りの修行が始まる。護摩木とヒバの小枝が燃える中、修験者姿の僧侶が気合いを入れて10mほどを素足で歩くと周囲では高らかに祈とうが唱えられる。
そのあと、集まった町民や観光客も無病息災を祈り後に続く...。
去年に続いての見学となったがなにやら宗教的な一面を覗かせて貰った感じがする。観光協会の方も「珍しい行事とあって、最近は函館からの写真を撮りに来られる方が増えたようだ...。」と話していたが、確かに火渡りの会場をカメラマンが走り回っていた...。
ところでサクラは...、2日前と比べると八重桜が結構花を広げサクラのトンネルが出来ている。松前公園はまだまだ花見が出来そう...。