道内各地で冬まつり開催中...。今年は雪の心配もなく、また、厳しい寒さで氷の状態も絶好調と、冬まつりには最高...。ただ、参加するには寒さ対策が大変だ...。函館でも「はこだて冬フェスティバル」のイベントが市内各所で繰り広げられている。五稜郭公園ではファミリーイベントが行われ、寒さの中大勢の家族連れや観光客で賑わいを見せていた。
イベント名物の「赤ふんダービー」...。北大水産学部の学生約20人が、赤い下帯姿で女性騎手を乗せたタイヤチューブを馬に見立て70mほどのコースをゴール目指して走る。時折陽も差すが気温が-3℃とあって、静岡出身という“馬”は震えている...。それでも気合いを入れて馬場に登場...。
レースは4頭立て、コースは昨年と違って雪はたっぷりとあってタイヤチューブは良く滑るが、雪が深く足元に力が入らず重馬場...。ファンファーレを鳴らし会場を盛り上げてスタート、案の定馬場に足を滑らし馬が転倒...、力を入れすぎ騎手が落馬といったハプニングも起こる白熱したレースを展開、そのたびに会場から歓声や拍手が起きる...。寒さを吹っ飛ばす若駒たちの活躍で大いに盛り上がった。
子供たちの人気は、会場内に2年ぶりに作られた雪像と雪のすべり台...。雪の滑り台は陸上自衛隊の隊員の皆さんが20日間かけて製作したという高さ5m、全長20mと本格的なもので、すべり台の隣には人気アニメのキャラクターをかたどった雪像もある。
五稜郭タワーをバックにタイヤチューブで子供たちは歓声を上げながら豪快に滑っていたが、滑るまで30分待ちというほどの人気ぶり...。その他、会場では、ゲームや抽選会、餅まき等も行われ、五稜郭公園は久し振りの大賑わい...。
ところで、今日から「バンクーバー冬季オリンピック」が始まった。時差の関係もあってライブで見るのは少し辛い気がするが、録画だと結果を知って見るのもつまらないし...。また、日本のメダルの目標は10個だという。少し目標が高すぎる気がしないでもないが、選手の皆さんはいつも通りの力を発揮して悔いのない戦いをして欲しいと願っている。結果は後からついてくるものなのだから....。