JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

池泉回遊式庭園...、八雲町・梅村庭園

2010-02-24 23:05:24 | 八雲町・長万部町
 
 以前八雲町のそば屋さんの窓から見えた「梅村庭園」...、所用での帰り立ち寄ってきた。「梅村庭園」は、1892年(明治25年)愛知県から当時の八雲村サランベに開拓として入植してきた梅村多十郎氏の屋敷の庭として造園したもの...。

                          
 「この庭園は、池泉回遊式庭園と呼ばれ自然の大地形、景観を取り入れ、枯れ山水や風景の展開は変化に富み、起伏・築山・流水・池泉を有効に利用は位置し作庭されたものであり、この形式を個人の庭に取り入れた点で、北海道では珍しいものである。」(庭園入口の案内板から)

 1983年(昭和58年)に八雲町指定文化財となり、2001年(平成13年)に八雲町が梅村家から購入して整備を行い、町民の憩いの場として開放している。ところが、例年より雪は少ないというものの、池の周りは雪に埋もれ歩くことも儘ならず、管理人の方から春のサクラ、つつじの咲く頃、秋の紅葉の頃に是非と誘われたので、池の周りを歩けるときに改めて....。

  
 庭園見学の休憩施設が「梅雲亭」...、建物の中からも庭園を見ることが出来、また梅村家の客間として使われた離れや蔵などの内部も見学できる。ちょうど「おひなさま展示会」が開催中で、明治から昭和までのひな人形とひな道具が並べられている。

                           
 展示品は明治時代に作られたという5段飾りから宮城県の「こけし雛」や広島県の「流しひな」など全国各地の珍しいおひなさま、また、町民から寄せられたという毛糸で編んだおひなさまなど個性豊かな作品も飾られている。

  

                                                      
 ひな壇の内裏様やお雛様の顔はどれも高貴な感じがするから不思議だ。ただ、通常内裏様は左に位置するが、明治時代のものは右側にあるそうだ。その理屈はあるそうだが...。庭園見学のはずが豪華ひな壇からミニ雛まで心を引かれ時間を忘れて見入ってしまった...。

 ところで、バンクーバーオリンピックもいよいよ終盤...、今回も感動する場面がいくつかあった。今日のフィギュアスケート女子SP、どこの職場の皆さんもテレビの前で大声援...、フリーの行われる26日は日本中がフィバーするかも...。それにしても浅田真央選手も韓国のキムヨナ選手も19才、あの緊迫した中でノーミスの演技を行う、その精神力は普段の努力に裏打ちされたものなんだろうなあ...、凄いよ...、26日も跳べ!!...。
コメント
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