木地挽山の中腹にある「匠の森公園」のカタクリの花が見ごろを迎えた...。先週訪れたときはまだ散策路に雪が残り、日当たりの良い所に花を見ることが出来る程度であったが今日は大丈夫...、奇麗に咲き誇り赤紫色のじゅうたんになっていた...。
陽射しはあるのだが、風が強く林の木々が大きく揺れ、風が吹くたびに枯れ葉が飛び散るといった状況でカタクリの花も必死に飛ばされないようにと地面にしがみついている...。それでも十数人のカメラマンが下向きに咲くカタクリをそれこそ地面に這いつくばってシャッターを押していた。
カタクリは、ユリ科の球根性多年草で発芽から7,8年で初めて花を付け寿命は20年近くあるそうだ。花びらをそり上げた姿は「春の妖精」といわれているが、その愛らしい姿にはうっとり...。
例年より1週間ほど遅れの開花だったが、そのおかげでゴールデンウィーク中は楽しめそうだ。匠の森公園では、カタクリに続きこの後薄紫色の大きな花を咲かせるシラネアオイを楽しむことができる。
ところで、函館港に停泊中の航海練習船「銀河丸」...、やっぱりイルミネーションが気になって夕食後西ふ頭に車を走らせた。少し風があったので、点灯してくれるだろうか...、と心配したが、ご覧のとおりマストを結ぶイルミネーションが付けられた。昨日の雨に濡れた岸壁の映り込みも奇麗だったが、これも捨てがたくて...。