所用で松前に車を走らせた。空一面真っ青な青空...、運転していても気持ちが良い。途中、国道228号の知内町を走っているとフロントガラスから見る山並みがクッキリと映り、空の青と山に残る残雪のコントラストが素晴らしい。高い山は七ッ岳(957m)かな...。
松前での所用を終え、松前公園に足を運んでみた。先月訪れたときは春の匂いはあるもののまだまだという感じであったが、今日は天気がよいこともあって、そこかしこに春を見ることが出来る。
その一つ、松前城前にあるフユザクラ...、芽が膨らみ今にも咲き出しそう。今日明日の天気次第かな...。松前公園には250種1万本のサクラがあるといわれているが、フユザクラはその先陣を切ってこの時期に咲き出す。今年は、寒い日が続いたこともあって例年より少し遅れているようだ。ちなみに、昨日気象協会が発表した松前のソメイヨシノの開花予想は5月4日と平年より5日ほど遅れるようだ。昨年は野鳥に花芽を食べられ散々だったが、今年は大丈夫、いつもの松前のサクラが見られそう...。
もう一つ、公園内のサクラ資料館前のツバキが咲き出した...。先日の四国の旅で足摺岬やお寺の境内に咲くツバキを見ながら「ちょっとして、松前のツバキも...」と期待をして覗いてみると、鮮やかな緑色の葉に紅色の花びらで、サクラが咲く前の公園を彩っている。若いカップルの観光客も「へえ~、北海道でもツバキが咲くんだあ...。」とカメラのシャッターを押していた。