辛淑玉(シン・スゴ)さんへの反論

2013-03-27 15:29:15 | 塾あれこれ
昨日の続きです。

自分の意見と違うものを見聞きすることは
たしかに大変です。
「何言ってんだ、このやろー」という
品のない反応が心に生まれますからね。

でも、発言は認め、反論や対話は続けねばなりません。

先日、在日の(←たぶん)辛淑玉さんの短い文を読み
反論と言うのもおこがましいですが、一言申したくなりました。

彼女の文章を要約しますと
「日本では外国人についての噂話が根拠もなく流されている。
 反韓デモもその流れにあるのではないか。

 日本は社会格差が大きく、捨てられそうな人々が不安の中で
 反韓を言いつのり、日本人であることに救いを求めている。

 朝鮮を叩くことでかろうじてアイデンティティを保とうとする
 日本人の姿は、幼い」(DAYS JAPAN 2013/4 P9)

短い文ですから、やむをえないとも思いますが、そのように
断定される根拠が分かりませんね。
ご自分の考えを言い散らしているだけです。

こちらは「そう見てるのか」と、ある種の参考にはなりますが
納得はできませんね。
よって文章としては残念ながら出来が悪い。

こいつらバカじゃねーの、とこちらは思ってしまうからです。

しかし、そういうものにコリ固まった人に何かを申し上げるのも
難しいことです。
どんな風に反論すればよいのでしょう・・

(無視はできません。民主主義の否定になる。)

どんな国でも社会的な負け組で対外排斥にエネルギーをそそぐ
人々は多そうです。
煽る為政者も多そうですね。

しかし、現在の反韓デモがそれであるかは疑問です。

また、例えば対馬の人が「もう韓国には我慢ならん」と
思うのを、負け組の気分発散と言えるか、を考えれば
辛さんの対日分析はあまりにも単純でしょう。

むしろ自分たちの姿を相手に投影しているのではないか。

韓国人のアイデンティティを保つための反日。
であるからいつまでたっても新たに言い募るのです。
チンピラやヤクザに譲歩したら付け上がるのと同じ。

事実の歪曲と虚言化。恨みがましい根性。
彼らに取っては必要悪なのかもしれません。

もちろんこれも相手から根拠がない、と言われるかも
しれません。
だったら、それと同じ「日本人分析」は天にツバする行為だと
反省するような人たちなら宜しいのですがね。

隣同士は欧州でも仲が悪いものです。

日本と朝鮮も同じでしょう。
なるべくならモメたくはないですよね。

ただ、だから日本人はお人好しで良いとは思いません。
少なくとも厭な隣人である正体は知るべきでしょう。

そこから正常なお付き合いが始まります。


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