チャーハンって油多すぎない?

2009-02-12 14:32:38 | 塾あれこれ
品が悪いというか老化というかTVにツッコム。
料理番組などにもいつも文句を言って。
もちろん、大変に感心するものも多いですが。

夕刻仕事が始まる前に少し食事をします。
そのときTVの料理の時間なので見てしまいます。

昨日は年配の料理研究家。広島、地元の方です。
チャーハン。

ご飯二人分にタマゴ2個油大匙3杯と具材、
これにアンをかけるというものでした。

通常の中華のチャーハンはタマゴを炒めすぐに
ご飯を投入、それゆえ初めの油が多くなります。

ナベに入れる前にご飯をタマゴかけ状態にしておくと
油が少なくてすみます。

信じられない程パラパラの炒め上がりにもなります。


初めて知ったのは程一彦さん、
お母様が台湾でやっておられたとか。
多分十年以上前のNHKです。

その時は空豆のチャーハンでした。

かなりたって辻の小阪さんが上沼の番組で何度か
(タマゴかけ)チャーハンを紹介していました。

程さんの方法は油が小さじ1~2くらいです。
不安ですがやってみると必ずうまくいきます。
多少手がダルイけれどね。
テフロン加工だときっと小さじ1ですむのでは
ないでしょうか。
普通の中華鍋でも油が少なくてよいのですから。

それが昨日の番組ではご飯が茶碗2杯くらいに
タマゴ2個、まずこれが多すぎます。
コーティングするだけですから溶き卵1個分で
大丈夫でしょう。

油大匙3は論外。
普通の中華の炒飯と混同されているかも。

それをテフロンのフライパンで調理されました。

固定観念でおやりになるより研究家はそれらしく
よりよいものを研究されるべきじゃあないかな。

これに限らず「おい、それだけかよ、誰でも知ってる
事をTVでやるか?もっと良いのがあるのに」という
のがいろいろな料理番組でもしばしばあります。
初心者向けコーナーならいざ知らず。

こういう次第で、下品にあたりちらす私ですが
皆がいろいろ言うから例えば大阪は食べ物のレベルが
高いのではないかと思うのです。
質を落とすとテキメンに客が離れる、そういう町は
美味しいものを安価に入手できます。

食文化にも批判精神を、といえばリクツっぽいですが
レベルを上げておかないと良いものが高価になって
しまうのでやむを得ず(?)のワルクチです。。


写真はセリ。セリ上がる、なんちゃって。

カミサンが買ってきたセリの根を残し水耕?
窓辺の小さな緑にはなりますね。