ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

「西の正倉院 みさと文学賞」募集のおしらせ

2018-08-03 16:35:35 | 百済王伝説
宮崎県東臼杵郡南郷村(現在は美郷町南郷)に初めて出かけたのは、たしかいまから15年前、2003年のことでした。
それまで徐福伝説を追ってきた私は、徐福伝説で修士論文を書き上げ、博士論文に向かうことになったとき、
徐福だけではない、海の向こうからやってきた人物の伝説を探していました。
そんなときに見つけたのが南郷村神門(みかど)の百済王伝説でした。
2003年、この伝説と深い関係があると伝わる「師走祭り」の調査で初めて南郷を訪ねました。

このときの私は論文を書くために行く、でも調査がうまくいかなかったら別のところを考える、
そんないい加減な気持ちだったように覚えています。

ところが初めて神門に降り立ったとき、なんかもうここに、ここの人たちに完全にはまってしまい、
調査の成果とかそんなことよりも、またきっと来たいと思うようになっていました。
翌年の師走祭りの前、「ツジちゃん、いつかえってくる-?」そんな電話をくださった方がありました。
そう、それから私はほとんど毎年帰っています。
私のふるさとのように、南郷は、南郷の人たちはいつでも暖かく迎えてくれます。
だから私も思いっきり甘えて過ごしています。
そして、大学の講義や講演などで繰り返し話し、知り合いを祭りに誘ってきました。

…そんなこともあって、今回の「西の正倉院 みさと文学賞」の企画があがろうとしたとき、
企画に関わっていた旧知の東京のHさんから連絡が入りました。
「師走祭りって、前からツジさんが熱く語っていた祭りだよね。」
その方とは徐福つながりだったので驚きましたが、即答。
「私、南郷のことだったらなんでもやります」

というわけで今回の「西の正倉院 みさと文学賞」に関わることになりました。
はたして私がふさわしいかは大きな疑問ですが、この地への想いは負けない気がします。
そんな目線で関わっていきたいと思っています。

「西の正倉院みさと文学賞」https://www.misatobungaku.com

興味のある方、ぜひ書いてみませんか?

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