ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

上海・研究室便り その3

2012-05-18 08:26:03 | 徐福伝説
17日、都心部への移動は13時出発にしていたので、朝のうちに荷物をまとめる。
宿舎に近い郵便局は9:30から15:00と営業時間が短いので、この開店を待って北京の友人Dさんに本を送ってから研究室に移動する。
Dさんというのは少し前にこのブログに書いた、著名な韓国の詩人・高銀さんの詩集を中国語訳している友人だ。
高銀さんのもう1冊を日本から持ってきていて、上海で読み終えて送ろうと思ったのに、とてもその時間がなかったのでそのまま送った。

研究室でやりたいことがあったのだけれど、いまいちうまく同室のYさんに説明できなかったので
宿舎からお願いしたいことを日中翻訳をしてメールで送っておいて作業に入った。
これが笑い話になるようにしたいものだ。

研究室ではうまく話は通じていて、午前中の作業ははかどった。
今回は自分のためだけのような作業で終わったけれど、今後相談していく内容についてはどんどん浮かんできて、
現場にいることって大きいなあと思った。


【1億元かけて建てられた図書館。半分は企業が出しているのでその企業の名前がついている。
ソフトも充実!】

昼食を済ませ、通訳の学生と都心部へ。
初日から大学内にとまっている観光バス、それも何台もあって気になっていたが、これが都心部にあるもう1つのキャンパスと
このキャンパスを往復していることがわかった。
教員はこのキャンパス間、約1時間を通っている人も多いのだと言う。私の研究室にいるSさんも通っていることをここにきて知った。

民生路のキャンパスにつき、荷物をホテルに置いて、徐福関係の古い友人がオフィスで待っているというので研究室のSさんと通訳の学生Mさん、Rさんと行く。
Fさんは新聞記者だということは知っていたけれど、その新聞社のことをこれまで全く知らなかった。
「新民晩報」という新聞は、上海ではかなり知られた新聞のようで、それはもうちょっとした社会科見学だった。
その新聞社のビルはとても高く、43階から上海を360度見渡すことができた。
このビルの多さはなんだ!高さはなんだ!



夕方になって今回の企画を立ててくださったSさんも合流。みなで上海料理をいただいた。
これまでそれぞれにお会いしていた関係ではあったけれど、
こうして時間をかけて徐福談義をしていると、とにかくみな徐福って面白いよねという話に行き着く。
言葉はまだまだ不自由だけれど、こうして遥か2222年も昔の人物に想いをはせ、話せること、
本当に徐福が私にくれたものは不死薬よりもありがたいものだとおもう。

今回の上海便りはここまでです。
ひさびさのほるほるでした。








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