ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

そして卒業、そして帰国、出国

2014-03-05 01:17:12 | シホのホ(雑記帳)
「まもなく」と言ったまま10日が経ちました。
で、ワタルは帰国したの?というご質問をいただきました。
ありがとうございます。
この10日間、本当にバタバタと慌ただしく過ごしました。

2月23日、ワタルはぴったり3ヶ月、タイに始まりカンボジア、ベトナム、ラオス、
タイに戻ってそこからマレーシア、シンガポール、マレーシアからネパール、インド、
最後にもう一度タイに戻って帰国しました。
不安そうな顔で出かけたワタルは、自信に満ちた顔で戻ってきたようです。

ワタルの帰国を両親が空港まで迎えに出てくれました。
旅の途中からは「旅長いんですか?」と聞かれたそうで、きっとそんな顔になってきたのでしょう。
それでも放浪の旅で出会う仲間の中では20歳はかなり若いようで
随分可愛がってもらったようです。

ようですって言うのは、ワタル帰国の日、私はサホの大学2次試験の付き添いと名目で
既に旅に出ていたから。
サホの大学はこんな風景の先にありました。

素晴らしい景色と町の歴史にすっかりはまった私は、これ幸いと観光。
雪国はもしものことを考えて2日前に現地入りするのがルール。
初日は至近距離に暮らす従弟家族と会って、居酒屋で美味しい魚とお酒をいただきました。
それでも試験前夜はサホと2人で気持ちを高めて食事しようと駅前を歩いていたら
「謙信勝負飯」の文字が。
質素な暮らしを良しとした上杉謙信が、それでも出陣の前には豪華に振る舞ったということにちなんだものなのだそうですが
よく見れば海鮮の櫃まぶしみたいなもので、一杯目はわさび醤油で、二杯目はとろろをかけて、最後は粕汁をかけてという
この勝負勝たせていただきますというくらい嬉しくなる食事。
サホと大満足でした。

ホテルに戻ると部屋にこんなお菓子が届いていて、気分は受験!
お心遣いありがとうございます。


というわけで、翌日25日、サホの試験は勝負飯の効果あり?無事に?終り、帰宅。
ようやく家族4人が3ヶ月ぶりに集合しました。

ワタルは家族それぞれにあれこれとお土産を買ってきてくれました。

このショールは水源事務所で肌寒い時に羽織るのが良いとのこと、
私の趣味を良く知っている。
他にもう1枚ショールと奮発してジムトンプソンのハンカチーフとレモングラスティー(ポーチに入っていてそれが家族お揃い)、
そして何よりも嬉しかったのは成人の日を迎えたワタルからの家族それぞれへの手紙。
これはみんな泣きました。(サホ号泣!)

そして2日後の27日、サホの卒業式前夜、卒業お祝い会を家族でしました。
ちょうど夕方ワタルと外出していて、夕食の話になり、ワタルが本格的調味料でタンドリを作ってくれるというので
私は我が家の味のポテトサラダを作りました。

食べ終わったら、サプライズでワタルがケーキ屋グランマルシェでシュークリームを買ってきてくれていて
みんなで食べました。


2月28日、サホは卒業式。私も最後の学校行事に出かけました。
もうこういう式典に出ることがないのだと思うと、いつもよりじっとして聞くことができました。
サホはそのままクラスのみんなと名残惜しむということで、すぐに帰宅。
今度はワタルを近くの駅まで見送りました。
見送り?そうです。ワタルは2週間の予定で台湾に出かけていきました。
3ヶ月の旅を終えたあとなので2週間ならこのくらいで充分とのことですが、
どう見ても名古屋に買い物にしか見えない荷物に思いました。たくましい!


そんなこんなでバタバタと慌ただしい、でもとても楽しい数日でした。
近所の友人で高校家庭科の先生Tさんがお祝いにといちご大福と桜餅をもってきてくれました。

ワタルからは翌日、台北から念願の自転車購入!と写真が届きました。
ワタルは今回は自転車で台湾を巡るようです。


「これからも夢に向かって努力し続けるかっこいいお母さんでいてね」というワタルのメッセージを受けて
ほんと私も頑張る春にするぞと思うのでした。

書いたー!




コメント (2)
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