ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

学びたいときが学ぶとき

2007-03-10 17:12:24 | 徐福伝説
「学びたいときが学ぶとき」、この言葉は私が活動している託児付きイベント企画のNPO法人SKIPで会報の編集を担当していた頃(その当時のあだ名でSKIPは私をツジヘンと呼びます。逵が変なのではなく、逵編集長という意味です。お間違えなく!)に、近隣で行われる講演会やイベントの紹介をする紙面のコーナーを作ったときに思いつきでつけたコーナー名です。
当時、子育て奮闘中の私はとにかくいつももがいていて、幾つもの講演会に出かけてとにかく子育てだけではない刺激を求めていました。そんな自分を自分で励ますような言葉だったのかもしれません。(その後、一回性の講演会、つまりお客様ではない立場で学びたいと思って大学院進学を決意するのですが)

この言葉を急に思い出すような事がありました。
昨夜、名古屋市高年大学鯱城学園のクラブ活動の一つ「万葉の植物研究」のOBですというFさんからお電話をいただきました。高年大学は「高齢者の生きがいづくり」にと作られた学校のスタイルを持ったカルチャーセンターといったらいいでしょうか。名古屋市民で60歳以上という地域と年齢の制限があるのですが、実際にはなかなか60歳すぐには入学できない。3年連続抽選落ちや5回抽選落ちのカードがあればやっと優先的に入学できるという「難関の大学」です。
その高年大学のOBですから80歳代もいるんですとおっしゃりながら、そのクラブ活動OBの50名ほどで毎月1回教養講座を自分たちの活動していた東山動物園の植物園の会議室で主催しているとのこと。高年大学の講義の中で、私の徐福伝説の講義が面白かったという話をする人がいて、みんなで聴きたいということになったとお話くださいました。

まさに「学びたいときが学ぶとき」、こんな風に声をかけてくださること、とても嬉しく思いました。
子どもたちが大きくなってから東山動物園には全然行っていませんから、久しぶりの東山動植物園です(実は植物園の方は知らないのです)。クラブ活動に合わせて、少しは徐福が探し求めた植物の話をしなくてはなりませんね。
7月、こうした方たちのところでお話できるのを楽しみにしています。