ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
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逵(つじ)志保のページです

子育て講座

2005-02-10 15:25:05 | シホのホ(雑記帳)
佐織町立勝幡児童館から、かわいい春のプレゼントをいただきました。

今日は未就園児の母親を対象にした児童館の子育て講座に呼ばれて、私は保育科などのいわゆるプロの子育て指南はできませんので、数年後の皆さんの「サンプル1」ですがと断り、子どもが生まれてからこれまでの話を短い時間でしたがさせていただきました。
今回のこの企画、私の話は実はどうでもよいのですが、この佐織町で”初めて”託児をつけた記念すべき講座になりました。

4年前にこの児童館ができて、同時に児童クラブ(学童)ができ、それまでF先生から「14:00のシンデレラ」とからかわれながら帰宅していた日々から解放され、私の大学院生活は格段に充実したものになりました。本当にこの児童館のスタッフには助けていただきました。
サホが児童クラブを卒業する今年、何かお礼の気持ちを伝えたいと考えていたのですが、思いがけず館長先生から、子育て中の母親に話をして欲しいと言われました。
ただその時にいわれたのが、「一緒に来ている子どもたちが騒ぎ出すので、30分もできないのですが」ということでした。
私には痛いほどその場の雰囲気が分かりました。私がSKIPで託児付きのイベント企画をしているのは、その状況からわずかでも解放され、自分だけの時間を持つことで、「わたし」自身が元気になる。余裕ができる。それは子どもに伝わります。だから「子育て支援」は子育てそのものの支援ではなく、そこで格闘している人に対する支援と考えることもできるのだと思うのです。

そこで、私はこの話を引き受けると同時に、私の講演料を出すので託児をさせて欲しいと言いました。幸い館長先生とはこういうときに手を組める関係でした。そして、友人Tさんが近隣の託児グループ「ぷりん」をつくっていましたので、事情を話し、だいぶ!値段を低く設定してもらって、ベビーシッターを集めてもらうこともできるようになりました。

今日集まった十数人の参加者の多くは、町で初めての企画だったこともあり、初の託児に緊張していた方もありました。うちはだめかもと辛がっていた方もありました。ですが、シッターさんや児童館スタッフの思いも伝わり、ほぼ成功でした。時期的にも、2ヵ月後には保育園や幼稚園に通うことになる我が子と、離れる練習としてとらえてくださる方も多く、とてもいい経験としてとらえていただくことができたようです。

春には離れるんだからもう少し我慢したらいいじゃない、私も大変な思いして子育てしてきたのよ、という人があるかもしれません。でも私は思うんです。
「もう少しの我慢」や「大変な思い」は欲しくない置き土産です。
それを一歩乗り越えることができて、その乗り越えたものが土産ならば、付き返されたりはしないはずです。ならば喜んでもらってもらえるものにしたい。

今日参加してくださった方たちや、児童館のスタッフの皆さんがどんなかたちで今日の実現を声にしてくださるか。来年はわずかでも託児のための予算をつけて企画をしてくれるといいなあと思います。
でないと、いつまでたっても、講演者が変わらないもの。それは大きな問題です。

皆様の応援の声、お待ちしています!
コメント (2)
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鯱城学園OB会「いいな地域の会」

2005-02-10 01:32:29 | シホのホ(雑記帳)
数年前から名古屋市高年大学鯱城学園で講義をさせていただいています。
60歳以上の(実際は60歳の若僧!は入れず、平均年令はもっと高いらしい)文化講座なのですが、
2年間を同じ学科・クラス編成で過ごすこともあって、卒業後も集まって活動している方々もあるようです。

そうした1つ、鯱城学園17期地域科OB会の様子をお伝えしたいと思います。
当時からクラスで旅行に出かけたり、文化祭に夢中になったり、講義録をMLで流したりと、積極的に教室外の活動をされてきた皆さんが、卒業後も「いいな地域の会」を結成し、楽しんで見える様子、なんだか奮い立たされる思いがします。
ちょっと長いんですが、Hさんのある日のレポート、そのままの雰囲気をということで。 …楽しむことって、本当に素敵です!…

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今日は名古屋市シルバー人材センター会員互助会主催の慰安会が大須演芸場で行われました。
初日は2月1日に始まり今日3日が最終日です。午前の部、午後の部と あり合計6回の公演です。
シルバー人材センターに登録されている会員総数は7,815名。その内「互助会」入会者は4,764名で加入率61%です。当局は来年度加入率増加のキャンペーンを打っております。
互助会入会者のメリットは年1回大須演芸場にての慰安会、一泊旅行、日帰り旅行、パソコン講座、趣味講座などがある様です。私は1月に入会したので、詳しいことは解りませんが、来年度(4月~)も入会して互助会の活動を見て見ようと思います。

今日の入場者は127名で、今までに一番少ないと司会者が言っていました。1回の公演で150名として
900名が観劇に来たことになるのでしょうか。最後に抽選会がありましたが、3人ともはずれでした。
開演が9時からとなっていたので、Bさんと相談し早めに行って、2階の最前列で「Kさんガンバ!!」
の横断幕を掲げようと、8時30分集合を約束していました。Kさんもそれまでには行くとメールがありました。Bさんが8時15分で5番目の入場者、私が8時30分で13番目、Kさんが20番目でした。この番号がプログラムに打ってあり、抽選番号でもあります。(抽選器を操作した人が1番目の人でした)

初めて入った大須演芸場。名古屋で唯一の寄席が出来る演芸場ですが、一時入場者が少なく、廃業の危機
も有りました。何とか名古屋に寄席演芸の灯を絶やさぬ様にと小屋主の努力で持ち堪えている大衆演芸場です。2階に上がるには靴を脱ぎ、昔は下足番が木札を渡して預かるところですが、今は下駄箱に入れて上がります。
東京の「鈴本演芸場」、大阪の「吉元演芸場」の様に綺麗な小屋ではなく、汚いが、雰囲気は昔と変わらない。一瞬、60余年前に親父に大須の「黄花園?(こうかえん)」に連れて行って貰った事を思い出しました。
2階には既にBさんが居られ、昨夜 作ってこられた「ガンバレKさん いいな地域の会」の垂れ幕を欄干に貼り付ける。同じものを2枚 並べて貼り付けました。(写真では1枚の垂れ幕の時)Bさんが缶ビールとつまみを、買って来られて、ご相伴に預かりました。有り難うございました。

9時丁度に開演、先ずは主催者の挨拶で幕が切られ、最初は独楽の曲芸、次が落語です 名古屋には3人
しか落語家居ないと言う、うちの一人 雷門獅篭と言う若手の落語家。次がコント、次が浪曲アラカルトで
年配の富士若さんの唸り声は素晴らしいものでした。久しぶりに 幾つかの浪曲の走りを聞くことが出来ました。
全てが、私たちが国民学校(小学校)の頃、まねて唸った覚えのあるものばかりでした。
広沢虎三の「清水次郎長伝」=「旅ゆけばぁ~駿河の国の茶の香り~名代名だたる東海道…」
三門博、天中軒雲植右衛門?の浪曲の頭の部分を良い喉で唸るのは聞き惚れました。「お里沢市」のくだりもありました。最後に25年前には一斉を風靡したバラクーダの「酒が飲めるな 酒が飲めるな…」の歌謡漫談。
以上 11時で芸人の演技が終り、いよいよ互助会会員の出演です。

我が いいな地域の会のKさんは最終のトリをつとめます。先ずは一番バッターが女性が踊る男踊り、2番バッターは「天野屋利兵衛」の歌、「天野屋利兵衛は男でござる…」忠臣蔵で拷問にあっても白状しなかった男。3番バッターは男性が丸髷をかぶっての女踊り(しのび傘)。このご老人は80歳で毎年出演されていると言う。失礼ながら、無雁さんと同年でも、しっかりとした動作振る舞いは、舞踊体操の賜物だろうかと思いました。4番が女性のマジック。先ずは白いネッカチーフを広げ、何も無いことを示してから、すぼめた白いネッカチーフから赤い布を出す。次は新聞紙を四つ折りにして、コップの水を新聞に注ぎ、新聞から水をコップに戻す時には、赤い水になって、コップに注がれる。最後のマジックは一辺が25cm位の立方体の箱から、銀紙の花を幾つも出す。最後にオモチャノ鳩を出すが、本物そっくりに飛ぶように見せる。マイクに2度も衝突して、異常音を出していたのが、ご愛嬌でした。

いよいよトリの5番はKさん。「いいな地域の会」のハッピを着用して、颯爽と袖から舞台へ登場。
「いよ~っ 待ってましたKさん!頑張って!!」と声援を送る。先ずは女性司会者との対話でKさんより 名古屋市高年大学の説明と文化祭で、皆で唄った武田節などを 引っさげて老人ホームに慰問に行っている 事などを説明する。
我が 応援団からも「高年大学の入学倍率は5倍で難しいよ!」「松原市長が学長だよ!」などと盛り上げる。

ハッピ姿で颯爽とKさんの独演「武田節」は唄われました。さすが年季が入っていて立派にお唄いになりました。詩吟のところは渋みが伝わって来ました。
ただ残念なことは大須演芸場のラジカセが壊れているのか、古いのか伴奏のテープが少しおかしかったので、大変唄いづらかったことと思いました。しかし これをカバーしての立派な出来栄えでしたので、会場から「おひねり」がワンサと舞台に投げ込まれていました。今まで演じてきた人には 全く「おひねり」が飛ばなかったのに、Kさん だけに「おひねり」が飛ぶほどの 立派な武田節 だったからでしょう…。

抽選会は、3人ともニアミスは何回もありましたが、とうとう3人ともはずれでした。
12時30分に終了。大須観音の節分豆まきを見て、大須門前町のアーケードを上前津方向にぶらぶら歩き、「居酒屋・太郎さん」で ご苦労さん会をして14時には解散しました。

いいな地域の会で「シルバー人材センター」登録の方はいらっしゃいませんか。来年度も慰安会にKさんが出演されれば、また大勢で応援に出かけられれば よろしいですね。
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「全国保育所問題から子どもを守る会」

2005-02-10 01:01:11 | シホのホ(雑記帳)
SKIPの2004年のクリスマスコンサートのボランティアに来てくださった女性が、「全国保育所問題から子どもを守る会」の代表をされている方だということが最近わかりました。
2年前、名古屋市の保育園の屋上駐車場から通園バスが転落して、その事故で大切なお子様(当時3歳)を亡くされているそうです。まだ記憶に新しい事故ですが、その後の施設の対応に問題があるということで、署名のお願いが来ています。
SKIPでは協力を引き受けることになりましたが、このページを御覧の皆様にもお伝えしたいと思います。

「全国保育所問題から子どもを守る会」
(用紙はこちらからダウンロードすることもできます)
http://www.yorozuya.info/~hoiku/syomei.htm

「愛する樹里へ・・・」
http://www10.ocn.ne.jp/~zyuri/

http://www.yorozuya.info/~hoiku/syomei.htm
http://www10.ocn.ne.jp/~zyuri/
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