ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

中国の親友から

2004-12-20 23:39:34 | シホのホ(雑記帳)
中国に親友がいます。出会ってから20年、通訳の彼女は着々と力をつけ、
親友だからという欲目無しに、自分の想いが相手に伝わっているという実感をもつことのできる
最も信頼のおける通訳になったと思っています。

 さて、その私の実感が独りよがりでないことがようやくわかってきました。
先月から、彼女はチャン・イーモウ監督、高倉健主演の中国映画「単騎千里を走る」
(原題『千里走単騎』)撮影の高倉健の通訳として雲南省麗江市で仕事をしています。
 初日の晩には、「高倉さんてユーモアのある人」と、わざわざ雲南から嬉しそうな声で
電話をかけてきてくれました。そう、高倉健は中国の人からすればヨン様なわけで、
彼女もひたすら渋い人物像を描いていたはずなのです。周囲の心遣いに支えられて、
生き生きと仕事をしている彼女の姿が目に浮かびました。

 今朝、仕事が順調に進んで、すこし休みがもらえたことと、私が喜ぶだろうと、
写真が送られてきました。
 この夏上海で会った時は、あまりの彼女の忙しさに、こちらは一緒に遊べず、
残念な思いをし、こんなに忙しかったら身体こわすよと嫌味さえ言ったわけですが、
彼女は努力に努力を重ねて、こんなに難しい仕事にトライできるところまで来たのです。
 私もそんな友人の頑張りに負けないよう、コツコツと仕事を重ねようと思うのでした。
コメント
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