新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

期日前投票

2015年04月11日 16時10分00秒 | 身辺雑記

 地方選挙の投票日は明日なのだが、法事にぶつかったので、先ほど「期日前投票」をしてきた。

 小雨まじりの空模様だったが、かなり混み合っていた。

 どのような争点で争われているのか分からないので、「政党」を選ぶつもりで投票した。

 「地方創生」などと言われているが、私には「地方政治」の姿が見えない。

 「見ようとしていない」から「見えない」のだろうとは思う。私の側に原因があるのだろう。

 しかしながら、地方自治の実態や争点について、議員サイドからの「見せる」動きがあってもよさそうだ。

 選挙戦になってからビラが配られたりしても、「我がこと」として考えられない。沖縄の基地問題のほうが身近に感じる。

 もちろん、沖縄の基地問題は地方の問題ではない。沖縄の人々の苦悩をも含め、日本人全体の問題だ。おろそかにはできぬ。

 さはさりながら、地方政治と言えば、「沖縄問題」や「東日本地震・津波の復興問題」や「原発問題」だけではあるまい。

 住民としては、「なんとかしてくれている」とか、「どうせ言ってしょうがない」などと、無関心を決め込んでいてはいけないのだ。

 一方、地方行政や地方政治サイドも、より「見える化」に努めてほしいものだ。それが仕事ではないか。

 「子育て問題」、「医療・福祉問題」、「災害対策」、「治安対策」などなど、問題は山積しているはず。

 

 それにしても、ここのところの安倍首相は、少しばかり急ぎ過ぎていないだろうか。

 「・・・に寄り添って」とか「丁寧に………」などと言ってはいるが、寄り添っているようにも丁寧さも見えない。

 「急かされて突っ走っている」ような感じがする。危ないなァ。

 

 道野辺や野原では、たんぽぽが咲き誇っている。まだまだ茎は短く、這いつくばるようにして咲いている。

 少年時代を思い起こさせる花だ。

    たんぽぽやまだ口笛のたどたどし    ひよどり

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慰霊の旅

2015年04月08日 19時51分42秒 | 処世雑感

 昨日はみぞれの朝でした。

 四月のみぞれは数年ぶりだったようです。

 そのような天候の中、天皇陛下、皇后陛下がパラオにご出発。ありがたいことだと思います。

 過去、日本の統治下にあったのですが、幸いにも大統領はじめ国民の皆さんが親日的だそうで、安堵しております。

 終戦を迎えた時、私は小学五年生(当時は国民学校)。もちろん何も知りませんでした。

 しかし、中国大陸で戦死したらしい叔父と、南方の諸島で戦死したらしい叔父がおりました。きっと大苦戦だったのだろうと思います。

 それだけに、天皇陛下、皇后陛下の慰霊のお心には、深く感じるところがあります。

 当時の日本軍に対し、さまざまな非難や批判があります。

 国土に攻め込まれた国にとっては、大変な苦難の日々だったと思います。

 南京大虐殺や従軍慰安婦問題が、今もって大きな非難の的となっております。

 すべてとは言いませんが、反日の材料に使われている面もありそうです。

 今日はそのことには触れません。

 ただ、そのような非難渦巻く中だけに、パラオの人たちの日本に対する好感情には、とても嬉しくありがたく思いました。

 慰霊塔に頭を垂れて下さった天皇陛下、皇后陛下に、私は心からお礼を申し上げます。

 

 

  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残る鴨

2015年04月08日 13時48分59秒 | 処世雑感

 先だってまで、この池には多くの鴨が暮らしていた。

 しかし、このとき(3月28日)は、わずか十数羽ほどになっていた。多くは北国へ帰ったらしい。

 この鴨も、いずれは戻って行くのだろうか。

 それとも体調が悪いかして、今年は残るのだろうか。

    さざ波に影を委ねし春の鴨   ひよどり 一平

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虚ろなりけり花の宴

2015年04月03日 19時27分45秒 | 処世雑感

 かほどの桜が、今しきりに散り急いでいる。

 私の桜も終わった。

 春休みだった孫娘たちが、さきほど親に伴われて帰って行った。

 私にとっての桜祭は、つつがなくお開きとなった。

   去りぬれば虚ろなりけり花の宴   一平

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俗物は花よりカラオケというお粗末

2015年04月01日 15時26分11秒 | 身辺雑記

 過日、仲間たちと六義園へ行き、花見と洒落込んだ。しだれ桜が満開であった。

 ウイークデイににもかかわらず、庭園内は大賑わい。誰も彼も、しだれ桜を観に来たようだ。

 上の画像は、しだれ桜の半分から上。それより下の方には人々の顔が並んでいたので、その部分を避けて撮った。

 今から五十余年前の新婚時代、私はこの辺りに住んでいた。

 その頃に六義園は、まだまだ殺風景。もちろん、入場料はタダ。昔日の感ひとしおであった。

 われわれの花見は、酒を呑むことが主な目的。

 ところが、あの界隈に、昼日なかに酒を呑ませる店はなかなかない。

 やっと探した店ほすこぶるいい雰囲気だった。「飲み屋」ではなく「飯や」だったので、つまみがとてもよかった。

 呑み始めたら、見事に咲いていてくれていた「しだれ桜」の話は吹き飛び、「つまみ」の旨さで持ちきり。やはり「花よりだんご」だ。

 呑み疲れれば次はカラオケ。

 カラオケを探し廻って、日暮里駅近くまでうろついてしまった次第。

 「花より団子」ならぬ「花よりカラオケ」という「俗物の花見」であったという物語りのオソマツ。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする