新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

俗物は花よりカラオケというお粗末

2015年04月01日 15時26分11秒 | 身辺雑記

 過日、仲間たちと六義園へ行き、花見と洒落込んだ。しだれ桜が満開であった。

 ウイークデイににもかかわらず、庭園内は大賑わい。誰も彼も、しだれ桜を観に来たようだ。

 上の画像は、しだれ桜の半分から上。それより下の方には人々の顔が並んでいたので、その部分を避けて撮った。

 今から五十余年前の新婚時代、私はこの辺りに住んでいた。

 その頃に六義園は、まだまだ殺風景。もちろん、入場料はタダ。昔日の感ひとしおであった。

 われわれの花見は、酒を呑むことが主な目的。

 ところが、あの界隈に、昼日なかに酒を呑ませる店はなかなかない。

 やっと探した店ほすこぶるいい雰囲気だった。「飲み屋」ではなく「飯や」だったので、つまみがとてもよかった。

 呑み始めたら、見事に咲いていてくれていた「しだれ桜」の話は吹き飛び、「つまみ」の旨さで持ちきり。やはり「花よりだんご」だ。

 呑み疲れれば次はカラオケ。

 カラオケを探し廻って、日暮里駅近くまでうろついてしまった次第。

 「花より団子」ならぬ「花よりカラオケ」という「俗物の花見」であったという物語りのオソマツ。

 

 

コメント (4)
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