新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

酒は一合がいいのだ

2017年10月16日 00時00分07秒 | 写真と俳句

 以前、病気をしながらも、癌疾なんぞを背負い込まなかった頃、

   酒二合わがはらわたの処方箋

 という川柳を作った。「二合程度を限度にしたい」という願望の川柳だ。

 その川柳に因んで、光栄にも仲間たちとの飲み会を、「はらわたの会」と称している。

 その後、いろいろと厄介な病歴を重ねた。

 10年ほど前、医師から、「お酒は一合、塩分は六グラム」というお達しを受けた。

 それ以降、私はその決まりを守った。今も守っているつもりだ。

 「守った」と「守っているつもり」はだいぶ異なるが、私は「一合」にこだわっている。

 しかし、呑み仲間の中には、「今夜くらいはいいではないか」という勧め上手もいる。

 その点、カミさんは、「自分の問題なのですからネ」と、至極割り切った言い方。

 「一合以上はぜったいにダメ」と、厳しい姿勢の知人もいる。ありがたいことだ。

 一合を限度とするか、少しゆるやかにするか。

 私の性格を考えると、「たまにはいいじゃないか」となれば、きっと際限がなくなる。

 再びあの、「ほろ酔い」の極楽を味わえば、一合の決まりは破られるに違いない。

 ほろ酔い状態で女性を口説く気分こそ、まさに「ほろ酔い気分」の醍醐味だ。

 私はそんな駄目なヤツ。

 川柳を修正することにしたい。

   酒一合わがはらわたの処方箋   ひよどり 一平

 

 

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2 コメント

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Unknown (太郎ママ)
2017-10-16 08:11:20
 「酒一合わがはらわたの処方箋」

懸命な句ですよね。
自分にはうんとアマアマになりたいものですが、
痛いことには負けますからねぇ。
守りましょう・・・・・
返信する
太郎ママさんへ (ひよどり)
2017-10-16 21:14:26
誰しも自分にはマアマアになりがと。
老いてくると尚更です。
百まで生きたいと思っているわけえはないのですが、
まだ、「さあ、殺せ」の心境には遠いです。
返信する

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