コスモスは私の好きな草花の筆頭格だ。
子供の頃から身近にあった草花だったので、親近感があったことは確かだ。
にもかかわらず、写真に撮ろうとすると、なかなか思うようには写ってくれないのもコスモス。もちろん私の腕前が下手なところに一番の原因があることは、私も十分に承知している。
しっかりとした足まわりの草花にしては、崩れやすいように思う。少しの風でも大きく揺らぐのだから困ったものだ。切り花にすれば尚更のこと。
しかし、考えてみれば、乱れるところがコスモスの魅力と言えなくもない。
その乱れが、私を虜にしているのかも知れぬ。
コスモスの千々に乱るる憐れかな ひよどり 一平
(こすもすのちぢにみだるるあわれかな)
写真は群馬県はにわの里のコスモス。
平成30年10月13日、友人の案内を得て撮影。
仰る通り、それがこの花の特徴でもありましょう。
台風などのイタズラのせいでもありますね♪
あれほど立派な根を持っているのに、首が細いのですね。
綺麗に咲いた花が台風の強風のために倒れていました。
それが女性のしなやかさにつながるのでしょうか?
だからこそ、ひよどり様が虜になったのかも・・・・・
頑丈な根っこのワリに、上のほうの茎がひ弱です。
写真のコスモスも。かなり傷んでおりました。
だから、多小の乱れは我慢します。
不思議なもので、日日を置くと、花はシャンとなるのですね。