新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

昼の酒

2013年06月25日 23時40分23秒 | 写真俳句・エッセー

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 好きな作家の一人に太宰治がいる。中学、高校の頃から愛読者だった。

 「人間失格」や「ヴィヨンの妻」などの長編より、「女生徒」のような短編に惹かれた。あのような魅力的な文体に、すっかり参ってしまったのだ。

 芥川賞欲しさゆえに、先輩作家たちに喧嘩をふっかけた。あれほどの作家でも、やはり名誉が欲しかったのだろうか。とても不思議な気がしてならない。

  桜桃忌勢いで呑む昼の酒   鵯 一平

 

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2 コメント

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桜桃忌勢いで呑む昼の酒   鵯 一平さん (太郎ママ)
2013-06-26 07:44:59
桜桃忌勢いで呑む昼の酒   鵯 一平さん

どの世界でも嫉妬、ヤッカミはあるようですね。
生き辛いというか、でも、そういう気持ちがないと努力しないのかもしれませんね。
「負けるが勝」「損して得とれ」とかの言葉を呟きながら、生きてきたものです。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2013-06-26 11:20:31
太郎ママさんへ
太宰治が死なずにいたら、どんな作家になったでしょうか。
結果が予測できいないところが、彼の魅力だったのかも知れません。
返信する

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