好きな作家の一人に太宰治がいる。中学、高校の頃から愛読者だった。
「人間失格」や「ヴィヨンの妻」などの長編より、「女生徒」のような短編に惹かれた。あのような魅力的な文体に、すっかり参ってしまったのだ。
芥川賞欲しさゆえに、先輩作家たちに喧嘩をふっかけた。あれほどの作家でも、やはり名誉が欲しかったのだろうか。とても不思議な気がしてならない。
桜桃忌勢いで呑む昼の酒 鵯 一平
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太宰治が死なずにいたら、どんな作家になったでしょうか。
結果が予測できいないところが、彼の魅力だったのかも知れません。
どの世界でも嫉妬、ヤッカミはあるようですね。
生き辛いというか、でも、そういう気持ちがないと努力しないのかもしれませんね。
「負けるが勝」「損して得とれ」とかの言葉を呟きながら、生きてきたものです。