新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

欺され易い男

2017年05月22日 22時58分23秒 | 写真と俳句

 先日、当ブログにおいて、「嘘」と「隠しごと」の違いに関し、偉そうに述べ立てた。

 いろいろとご意見をいただいたが、やはり混乱してしまった。

 もともと、「嘘」と「隠しごと」の定義が曖昧だったのだから、混乱するのは当然のこと。

 もはや、そのような議論をするつもりはない。

 ただ、惚れた男の立場を代弁すれば、そんな事態に陥入ったヤツは、「アバタもエクボ」の状態なのだから、もはやどうにも仕方がない。

 「見えないもの」に「嘘」があるかも知れないにもかかわらず、「見えないもの」のすべてについて、自分にとって都合の良い「真実」だと思い込んでしまうのだから、悲劇を招きかねないではないか。しかし、これは明らかに自業自得。

 今夜は酔っ払っていないのに、何を言っているのやら、さっぱりワケが分からなくなってしまった。

 今朝は早起きをして東北道から奥日光へ周り、群馬県の片品村を経由して、関越道を走って帰宅。

 初夏を撮ろうという魂胆だったのだが、やっぱり山はまだ春の装いだった。遠い嶺には雪が残っていた。

 つい欺された気分になったのだが、奥日光や片品の山が私を欺したわけではない。私が愚かだっただけのこと。

 つまり、私は欺され易い男か?

 鶯がよく鳴いてくれた。人間様が勝手に「老鶯」なんぞと言って、喜んでいる。

  老鶯や男体の雲初々し   ひよどり 一平

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (畦夢)
2017-05-23 05:49:01
老鶯や男体の雲初々し   ひよどり 一平

一昔以上は見ていなかった男体山、やはりいいですね。
それにしても奥日光から片品へのドライブ行とは
快調じゃないですか。
だますより騙されている方がいいのでないでしょうか。
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Unknown (太郎ママ)
2017-05-23 06:46:35
「老鶯や男体の雲初々し」

ずいぶんと遠くまで走ったのですねぇ。
元気な証拠ですね。
いいじゃあないですか、私もグンと騙されてみたいものです。
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Unknown (たんと)
2017-05-23 14:58:06
早起きしての長距離ドライブのようですね。
なかなかのお元気ではないですか。
老鶯の初々しい鳴き声も良いものです♪
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畦夢さんへ (ひよどり)
2017-05-23 23:01:13
暑いほどの天候でしたが、ルンルンのドライブでした。
安全第一でしたから、時間はかかりました。
私にとって、いつまで運転をするかが大問題です。
運転馴れも大切な要素だと思い、努めてハンドルを握るようにしています。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2017-05-23 23:03:42
運転馴れも大切だと思い、長距離を走ってみました。
安全とのカネアイをどのようにアンバイするか、
これからの大問題の一つです。
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たんとさんへ (ひよどり)
2017-05-23 23:07:38
老鶯は実に爽やかで、実にしみじみしたものでした。
姿が見えないので、なお感興が迫った感じです。
ありがたい自然の恵みです。
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