「中国、首脳会談を拒否」という文字が、各紙の一面で躍った。
ベトナムを訪問中の菅首相と温家宝中国首相による首脳会談が、会談の直前になって、突如中止となった。中国側の一方的な拒否であった。外交上の異例の仕打ちと言っていい。
中国側の発表によると、「日本側が首脳会談の雰囲気を壊した。責任は日本側にある」と発表している。当面、会談の予定はないとのこと。
慌てたのは日本側だ。尖閣問題が落ち着き始め、やっと首脳会談の運びとなった矢先だったのだ。
なぜそのような事態となったのか、日本政府側は、「分からない、分からない」と慌てている状況。もちろん、「尖閣諸島問題」が根幹にあることは間違いあるまい。
もうこうなったら、慌てることはない。首脳会談は手段であって目的ではない。首脳会談を開くことに汲々とし、日本国の矜恃と領土問題の主張を貫いてほしいものだ。
はてさて、菅総理や仙谷官房長官にその覚悟があるかどうか?
彼らを初めとする菅内閣に、いかなる国家像や国家観があるのか、私はいささか不安を感じているのだ。心配で、心配で仕方がない。
中国という國は、「中華思想」に凝り固まっている一党独裁の國であること、くれぐれもお忘れなく。
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目前の利害や形ばかりにとらわれず、5年先、10年先の国家の姿を目指して動いてほしいと思います。
中国が会いたくないと言うならなら、会うことのみにとらわれずに、中長期戦略のもと、堂々と動いてほしいと思います。
あなたの仰有るように、相手の顔色ばかりを考えない方がいいように私も思います。
菅内閣の顔ぶれは多彩です。
任命した人が如何にブレているかを示しています。
従って、対中国戦略も怪しげです。
かつて、「沖縄は独立したほうがいい」と言い放ったという菅総理ですから、国家観がグレグレしています。
信念で動かず、風によって動く人ですから、危なくって仕方がありません。
世界に中国あり!と示す一方。
内情は滅茶苦茶な気がしますが、言い過ぎでしょうか。
自分勝手で主張ばかりして、恥を恥と思わない!
日本は顔色ばかり伺ってないで、歯向かっていけばいい。
そうはいかないのでしょうか?
その国のことをしっかり研究してかからないと、一気に可笑しなことになりかねません。
やはり、専門家の助けが必要だなと思います。
一人の頭では考えきれないです。
出来る人材が周りにいないと、沈没してしまいますよね。
息子さんの言われていること、一つ一つ納得できます。
國の動き方も同じです。
なにしろ自己中心思想です。
よほどの覚悟がないと、隣国の日本はツブされてしまいます。
総理や政治家の覚悟ではなく、国民一人ひとりの覚悟です。
言葉の上のお遊びで、「東アジア共同体」と唱えても、通じる相手ではなさそうですね。
日本人の常識、モラル、マナーなど一段下げないと付き合えない。並んでいる列はあってなきが如し、順番は守らず、早い者勝ち。交通ルールは守らない。道路の真ん中で大声で喧嘩をしている、など。情報操作で国民には世界情勢も分っていないそうな。