新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

あっ、いけねぇ!

2017年07月31日 00時22分41秒 | 写真と俳句

 偉そうに言うつもりはないが、「老い」は不条理だ。私としては、とても納得できない。

 だが待てよ。

 「納得できない!」と力んでみても、生物は老いる。地球を持ち上げるほどの力があれば違うかも知らないが、核兵器で殺人をしたり、宇宙基地を造る程度の知恵しかないのだから、不老長寿の仕組みを造り変えることは出来ない。

 言い方を変えれば、「生老病死」のシステムは、今のところ、最善の原理なのだ。生まれたら必ず死ぬ。

 つまり今のところ、自分が納得できる「老い方」や「死に方」を実践することしかできない。

 「輝いている老」を生きたいし、「納得出来る死」を迎えたい。

 なーんだ、今までやってきたことと同じではないか。つまり、精一杯生き切ること。

 しからば恋は?うーん、こいつは難しいのではないか。相手があるのだから。

  去り行ける歳月のごと遠花火  ひよどり 一平

 へんな五七五だが、過ぎ去りつつある現在を、大切に生きようということさ。

 孫の母親の十三回忌。孫は十三歳になる。あの時の悲嘆は、今や、息子や孫に対する賛辞と周囲に対する感謝に変わった。

 そしてチョッピリ、私を誉めたい。

 「時」は「クスリ」なのだ。

 あっ、いけねえ、もう寝よう。

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (畦夢̴)
2017-07-31 05:28:34
失ひし歳月のごと遠花火  ひよどり 一平

>自分が納得できる「老い方」や「死に方」を実践することしかできないのだ
確かにそうなのですよね。「生老病死」は不可避なのですから・・。
最近私もそんなことを考えるようになりました(笑)。
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Unknown (太郎ママ)
2017-07-31 08:21:45
「去り行ける歳月のごと遠花火」

ウチの孫娘と同じ年ごろになったのですねぇ。
いろいろ苦労はあったことでしょうけれど、これも受けなければならない一つだったのかも・・・・・・
こうなったらシブトク・・・・
元気で恋でも何でもして長生きしてくださいね。
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畦夢さんへ (ひよどり)
2017-07-31 21:25:24
一歩一歩死に向かって歩いて行くしかない。
言い方を替えれば、どんな生き方をしたって、死ぬことはできるということなのでしょうね。
へんな論理です。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2017-07-31 21:32:51
「こうなったらシブトク…」
これは理想ですが、なかなか難しいですね。
ましてや、「恋でも何でもして…」となるとほとんど絶望的。
恋は一人では出来ませんから。
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