アフリカのソマリア沖では、海賊が出没していて大変なようだ。
この種の話が出るたび、日本は恥ずかしい国情を世界にさらけ出してしまう。
あの海峡は、我が国の石油確保にとって、もっとも重要なルートのはず。
憲法や自衛隊法の定めによって、十分な警戒活動ができないとか。
ことが起きるたび、憲法問題をはじめとする現行法律の不備が取り沙汰される。
「集団的自衛権については、自然権として我が国も保有しているが、憲法上は行使できない」
こんな妙な憲法解釈をしたまま、長年放置しっぱなしの日本。
EUの警備艇が、海賊船を撃退した話があった。
一方中国艦隊は、国際的な義務を果たすとして、ソマリア沖へ出航したそうだ。
拉致された国民ですら救出できない日本、海賊に襲われている自国の商船を守れない日本、お互いを援助し合うことが出来ない日本。
ただただ空疎な議論だけをして、時間を浪費している。
こんな状態では、領土はおろか国民の生命・財産をすら守ることはできない。そんな国は、もはや独立国とは言えまい。
「名誉ある独立国でなくても、生きてさえいられればいい」
もしもそのように思っているのであれば、今の国際社会で、日本は生き残れない。
それを覚悟の上でなければ、「ダメなものはダメ!」 とは言えないのではないか。
どんなに力んでみても、ソマリア沖問題で起きた「海自派遣」の論議は、いずれウヤムヤの内に消えてしまうに違いない。
選挙のことしか考えない政治家と、事なかれの現行維持主義の官僚では、きっと議論は進まないはずだ。
戦争後におけるGHQから受けた不当な洗脳によって、国民の側にも、大きな痼りが残ってしまった。だから議論は進まない。
「日本は悪かった、悪かった、悪かった。だから武力は悪だ。もう軍備はいらない」
こんな呪縛から抜け出せない日本。反省を楽しんでいる国の未来はどうなるか?
現状のままでは、いずれ日本国は消滅する。
もう私はなかば諦めている。「不作為」が民族の滅亡を招くことは承知しているのだが。
これも国民の選択の結果なら、納得せざるをえない。
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なにをどうしたなら、自国の平和を保てるのか少しも考えていないコッパ政治家には、愛想をつかしています。 かといって、自分が代われるものでもなく、そっと、息をしているような始末です。
何も出来ない、
何も言えない、
これが今の日本。
確かに日本は悪かった。
でもそれを学んで精神を甦らせることをしてません。
政治家の「志」が低すぎます。
あまりにも「支持率」に眼を奪われ、「志」で戦う姿勢が見えません。
私は悲観的です。
おっしゃる通りの日本です。
昭和初期の日本は道を間違ったとしても、60年も経過したら、立ち直ってもいいではありませんか。
「不作為」です。
あなたのおっしゃるとおりです。
先の戦争では、あれほど戦意高揚を唱っていたマスコミが、今は「極めつきの平和主義」です。
「保守陣営」の政策には、端なっから反対です。
終戦当初のGHQそのままの姿勢です。
GHQは日本の将来を思って、占領政策を押しつけてきたのではなく、統治し易い弱い日本を作ろうとしていただけです。
朝鮮戦争以降にあわてても、今度は日本国内のブレーキ陣営による反日活動が活発になってしまいました。
マスコミはその先頭に立って、反日を煽っています。
国際貢献には「憲法」や「自衛隊法」を盾にして反対し、一方、仮に邦人に犠牲者がでれば、国の無策を攻撃します。
取りあえずは、北朝鮮による拉致問題だけでもいいから、一点突破主義で解決しようとすれば、日本人の心構えや覚悟の至らなさと、法律や体制の不備がはっきりすると思えてなりません。
それがはっきりすれば、「羮に懲りた日本人」も、眼をさますのではないかと思います。
だんだん怖くなってきます
ただなんとなく過ごしてきただけにこれからは
確かな情報を見抜く力が必要になりますね
とはいうものの・・・
ソマリア沖の通行は、日本の場合、その利用度は世界でも有数のように思うのですが。
また、他国に守っていただくのでしょうか。
何時までも世界に恥ずべき対応をして、情けない状況に怒りの一つでも湧かないのでしょうか。
そのはずはないと思いますが、そういった意見さえ出せないのが日本の現状のように思えます。
マスコミに叩かれるのが落ちですから。
其れが怖いのかもしれません。
自衛隊による、色んな場面での国際貢献が出来る法整備は何時のことになるやら。
批判し合いの政界も情けない。
私も怖いと思っております。
一部の人たちは、「憲法九条があれば、日本は安全だ」と思っています。
一部の人は、「現行憲法のままでは何もできない」と言っております。
議論をしつくしてもおりません。
徴兵もしてもらえない老人が言っても、ダメですね。