2012年統計における男性の寿命は79.55歳。女性は86.30歳。
女性は男性よりも7年ほど多く生きられることとなる。
「7年も多く楽しめる」と思うか、「7年も多く苦労させられる」と思うか、なかなか意味深い数字なのだ。
病床に伏せっていようとカラオケに興じていようと、医師の志望宣告がなされない限り、「死」とはならない。それが平均寿命の統計なのだ。
健康寿命という統計もある。「日常生活に支障がない」状態を健康と言うらしい。
2012年統計における男性の健康寿命は70.42歳。女性は73.62歳だ。
この統計から言えることは、男性の不健康な期間は9.11年で、女性の期間は12.68年。
つまり、ざっくりと言えば、女性は長生きするのだが、不健康な年数は男性よりも3年ほど長くなる。きっと、男女を問わず、高齢になるほど不健康になるということなのだろうと思う。
などと、知ったかぶりで数字をひねくって見ても、自分のことは分からない。これはとても幸せなことに違いない。
常命は知らぬが仏天高し 鵯 一平
後どのくらい生きられるのか分かりませんが、これまでの生き方には後悔していません。それがせめてもの救いです。
会談を降りるのは怖いですね。
私はまだ転倒はしていないのですが、幾度も目撃しています。
昇るより降りるときが問題のようです。
杖は身体の一部です。
活発な外出をなさって下さい。